TVアニメ『巨人族の花嫁』カイウス以外の男と抱き合いたくない晃一…第7話

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　5分しかない番組なのに、アクションシーンがしっかり入っていた回だった。

　宿屋で満月の影響を受け、発情が促され苦しそうな晃一。そんな晃一の元に侵入者が現れる。侵入者はあからさまに扉空いた時に「カイウス？」と声かけた晃一の存在には気づかずに荷物をもって部屋を出ようとする。

　だが、存在を無視された晃一はちゃんと自分がいることを主張するかのように「泥棒！」と叫び不審者に対してタックルをかます。もちろん発情中で体に力がうまく入らない晃一は、あっという間に返り討ちにあってしまう。部屋の中で大騒ぎをしていたせいか他の宿泊客が騒ぎ始めたことに慌てた侵入者、バロは晃一を連れて脱出を試みる。

　一方、晃一が襲われていたようにカイウスも交渉現場でピンチに陥っていた。獣人たちはここでカイウスを殺し、自分たちで耳長族にライサの実をおろして設けるという手筈を取ろうとしているというのだ。カイウスはバロがこの場にいないことから晃一の身の危険を感じ、怒りに任せて自分を取り囲む獣人たちをバッタバッタと倒していく。

　晃一はカイウスが自分のせいで危険な目に合ってしまっていいるだろうことに強いショックを受ける。それは、彼が過去に母を亡くしたことに起因しているようだが時間が短すぎてダイジェストで流れてしまいよくわからない。とにかく、母やカイウスのように自分の大切な人が自分が迷惑だったり苦労をかけたせいでいなくなってしまう事を辛く思っているらしい。

　カイウスを思って泣き叫ぶ晃一を持て余したバロは、彼を組し抱き自分のものにしようとする。カイウス以外の男とこんなことをするのは嫌だ！　と泣き叫ぶ晃一だが、これは完全にやられていそう……。主人公同士の絡みそんなになさそうだったのに、突然獣とのシーンが入ってきて驚いたが、これは本当にやられてしまったのだろうか？
（文=三澤凛）