アニメ『プランダラ』ご都合主義すぎて視聴者唖然の第22話

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TVアニメ「プランダラ」公式サイト

 毎度毎度ご都合主義が展開されるが、今回はその集大成となった。陽菜たちのもとに現れた道安。300年前から素行の悪い男だったが、重撃の撃墜王として出世した今もその様子は変わっていなかった。

 陽菜たちがアルシアを落とそうとしている、と勘違いした彼は重力をあやつる力を使って陽菜、リィン、ペレを押さえつけ動けなくする。だが案外手加減をしてくれたのか、馬を見つけたリィンは頑張って重力を耐えて馬の元へ。ペレや陽菜もなんだかんだで動いて道安を止めようと奮闘する。

 全員の協力の甲斐あってリィンは馬に乗り、走り出すことが出来た。道安の力って女子がその気になればなんとか動ける程度なのか、という印象がつく。しかし、逃げ出すものを放っておくわけもなく、道安は重力で浮かせた石で彼女を攻撃。脇腹を石が貫通するという大打撃を受けながらも、リィンはそのままリヒトーの元へと馬を走らせるのだった。

 道安も、出血がひどいからどのみちリィンは助からないだろうと楽観視し、深追いはしない。さらには、「リィンさんはリヒトーさんを連れて絶対に帰ってくる! 命賭ける!」という陽菜の言葉を「俺は優しいからな」という言葉一つで、実際に夜が明けるまで待ってくれる。

 脇腹に大穴が開いていても、リィンはちゃんと意識もはっきりとリヒトーの元へとたどり着く。だが彼は息をしていないままである。だが、ナナが前に20年間呼吸を止めて眠り続けていたといっていたことを思い出し、心臓マッサージと人工呼吸で何とか起こそうとする。自らも死にそうな時にできることではないと思うが、肌ツヤもよく、呼吸の乱れもなく、意外に元気である。

 全く意識を取り戻しそうにないリヒトー。さすがに力尽きて倒れそうになるリィンはホムホゥの村の人たち、そしてリヒトーと出会ったときのことを振り返る。結局気持ちを伝えることはできなかったな……と諦めかけたその時、さっき思い出していたホムホゥの村人たちがなぜか彼女の元に駆けつけていた。さらに、人工呼吸でも心臓マッサージでも起きなかったリヒトーが、八百屋のおばさんが往復ビンタをしたら目を覚ました。

 リィンを伴い、約束の夜明けの時間にタイムリーに到着するリヒトー。ちゃんと約束を守った道安。かなり優しい男である。さらにリヒトーは道安にあとちょっとだけ待ってくれと頼みこみ、陽菜と話をする。

 リヒトーは結局陽菜が好きだと告げ、君の父親を殺したのに……と嘆きながらも陽菜が押せ押せでリヒトーにキスをしてこの二人に関してはもうこれで両想いハッピーエンドである。
 
 ラブシーンを終えたリヒトーは戦闘態勢へ。しかしそこにまたヤンデレモードに変化した安原も加わり2対1での決闘が始まることに。どうせリヒトーが勝つことは決定しているのだが、シュメルマンが背後についているようなのでそのあたりがどうなるか。あとペレもやはり何か裏があるようだ。

 そろそろ最終回だと思うが、全てご都合主義でなんとなく終わらせるのだろう。逆に楽しみだ。
(文=三澤凛)

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