アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』本作りが遅々として進まない第24話

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『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

 誰しもの予想通りやはり父は大反対。体の弱いマインが一人神殿にこもったら死んでしまうという。だが側仕えのフランがキチンと管理してくれること、神殿の方が暖房施設がしっかりしていること、自分には大切な仕事があることなどを根気よく話、さらに家族がマインの様子を見に来ることはできると再三伝えたことでようやく納得してもらえた。

 これで、マインは冬の間は神殿にこもることが決定した。そうと決まれば冬ごもりの準備だ。冬の間の食料やろうそくなど必要なものの準備や、マインが体調を崩した場合の対処法を伝えたり、豚加工の手伝いを父に頼んだりとあれよあれよという間に、あっという間に冬支度も終わってしまった。

 そろそろ次の絵本製作でも進めようか、とマインが考えていると、フランからそれよりも祝詞を覚えることを優先させてほしいといわれる。一体何の為の祝詞なのかと思ったら近々騎士団の要請により、儀式を執り行う必要があるという。その際に青色神官が祝詞を唱えなければいけないのだが、現在その青色神官の数が不足しマインにその役割が巡ってくる可能性があるというのだ。かなり重要な儀式らしくマインにかかる重圧も大きい。さらには、式典用の衣装も必要になるということで、いつ来るかわからない儀式の準備に追われてマインの周りは俄かに騒がしくなっていく。

 そんなある日、神官長のもとを訪れたタイミングで窓から謎の鳥が現れる。その鳥はどこかからコメントを届けるために使わされたもののよう。鳥は神官長に騎士団からの要請を告げる。その要請を聞いた神官長および周りの者たちは一瞬で雰囲気が変わり要請のための準備をスタートさせる。

 フランもいつもの優しいフランではなくピリっとした雰囲気で側仕えたちに指示を出しマインの身の回りの準備に取り掛かる。これから赴く場所での相手は騎士団だから、マインがどんなに理不尽な目にあったとしても顔に出したりしないように、と強く釘を刺される。

 そして準備を整え貴族門というところに集合したマインは、神官長が鎧を着ていることに驚く。今回は神官長は騎士団としてこの要請に参加するのだという。いつもと違うことが目白押しで戸惑いを隠せないマインだが、その行動一つ一つに厳しい目が向けられる。貴族らしさを忘れずに、新しい出来事に対峙していくのは中々に難しい。

 マインを含めた騎士団の面々は魔石でできた空を飛ぶ動物に乗り、目的地へと向かう。目的地に待ち受けていたのは、マインも本づくりで何度も対峙していたトロンベ。ただし、こちらのトロンベは成長しきって当たり一面の生命力を根こそぎ奪おうとする最も凶悪なものだ。

 このトロンベ討伐を騎士団は受けたのだ。マインはトロンベから離れた場所で留守番をし騎士団の帰りを待つことに。出発する前の騎士団の面々に祈をささげると、巫女からの祝福まで意図せずに授けてしまう。無駄な魔力を使ってしまったようだが、彼らが戻ってきたときにこそ行うはずの祝詞には影響がないのだろうか。

 護衛をつけられて彼らの帰りを待つことになったマインだが、その護衛のうちの一人がマインに突っかかってきたが……?

  わざわざ突っかかってくるのはいったいどんな料簡なのか。まもなく最終回間近なはずだが、最近はファンタジー世界での諸々がメインで本づくりが進んでいない。最終回までにもう一冊くらいマインは本を作り上げることはできるのだろうか?
(文=三澤凛)

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