TVアニメ『ミュークルドリーミー』3人目のパートナーメイト登場！ようやくキャラが出揃った！？第6話

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　今回はいよいよ三人目のパートナーメイトが誕生する。6話にしてメインキャラクターが出そろった形だ。
　
　中学校に入って初めての中間テスト。赤点は35点以下というそこそこにハードルは低そうだがゆめとまいらちゃん。全く勉強をしていなかった為に35点以下もあり得るくらいな状態らしい。

　誰か勉強を事細かく教えてくれそうな人はいないか、と二人でない知恵をしぼった結果、自分たちの知り合いの中でも断トツに頭がよさそうなことこ先輩に勉強を教えてくれないか頼み込むことに。

　ことこ先輩は二人の頼みを快諾。自分もテスト勉強があるだろうに、おばか二人の勉強を見てくれるという。門限が厳しいということこ先輩の家で教えてもらうことになり、放課後下駄箱で待ち合わせ。

　先輩は、知り合って日が浅い二人のお願いを快く引き受けてくれるくらいに懐が広いからか、他の後輩や同級生たちからも熱い支持を受けているようで、プレゼントを渡されたり、靴箱の中に大量のラブレターが入っていたりと人気者であることがうかがわれる。

　さらにおうちは和風な豪邸。両親と祖父母と一緒に暮らしている家庭らしい。さっそくことこ先輩のお部屋に通されたゆめとまいらちゃん。二人はそこでみゅーちゃんやぺこ君そっくりのぬいぐるみを発見してしまう。

　なんでも屋根にいたのを拾ったということだが、これはもしかしなくてもドリームパートナーなのでは……と気になって気になって勉強が手につかない。だけどまだ動いたりしゃべったりしていないので、どうやってことこ先輩にお話ししたらいいのだろうかとモンモンとしてしまう。

　そんな勉強タイムが続いている中、外はどうやら雨が降ってきた様子。しかもかなり大雨で一晩中続くという予報も出ているそうだ。ことこ先輩のお母さんが二人を心配してもし大丈夫なら今日はうちに泊まっていけば？　と提案してくれる。ゆめたちは家に確認を取ってお泊りの許可をもらい、お泊りさせてもらうことに。

　初めておうちに来た子たちでも受け入れ態勢が整っていることこ先輩宅素敵。さっそく夕飯におよばれすることに。お父さんもお仕事を終えて帰ってきて団らんの時間だ。

　お父さんは教師をしており、おじいちゃんも定年はしているものの元教師、二人はいつも食事前に教育論を熱くかわすようで、それに巻き込まれて中々ごはんにありつけないゆめ。だが、ことこ先輩が優秀なのも優しいのもこのご家族たるゆえんだと感じられる楽しい食卓だったようだ。

　食事も終わりお風呂も頂き、いよいよことこ先輩にぬいぐるみのことを聞く時が来た。ファンタジーや物語も好きだというお話を聞き、もしこのぬいぐるみとお話ができたらどうする？　という軽いジャブからスタートし、隣の部屋を借りて、みゅーちゃんとゆめがミュークルステッキを使ってぬいぐるみとお話ができるように操作。

　ぬいぐるみのお名前は　「すう」ちゃん。すうちゃんがことこ先輩にご挨拶をし、ゆめちゃん、まいらちゃんもパートナーメイトだと説明すると、脳内のキャパシティーを超えたのか、ことこ先輩は倒れてしまう。

　こうなったら夢シンクロだ、とゆめ、みゅーちゃんぺこくん、すうちゃんでことこ先輩の夢の中に入ることに。夢の中ではことこ先輩もロボットに変身してしまうなど、ぬいぐるみがしゃべるという現実をまだ受け入れられていない様子がまざまざと現れていた。だが、すうちゃんは自分が屋根に引っ掛かっていたのを見つけてくれて、ちゃんとお風呂に入れて乾かし、ブラッシングをしてくれたことに感謝を示すとロボットのバリアは解除され、すうちゃんを受け入れてくれたようだ。

　夢から出た後、改めてドリームパートナーの面々と対面し状況を把握したことこ先輩。すうちゃんと眼鏡という共通点があることを発見し、人間とロボットそしてぬいぐるみが仲良く共存できる世界を想い微笑んでくれたのだった。

　これで3人と三匹のぬいぐるみたちが仲良くなった。なんてかわいい世界なんだ。今回は悪役のぬいちゃんたちが出なかったけれども、メインキャラが勢ぞろいしたので次回からの展開がますます楽しみになってきた。
（文=三澤凛）