アニメ『フルーツバスケット 2nd season』うおちゃんと紅野の出会い…恋の行方は?第5話

アニメ『フルーツバスケット 2nd season』うおちゃんと紅野の出会い…恋の行方は?第5話の画像1
『フルーツバスケット』公式HPより

 今回は8巻48話と9巻50話をミックスして展開された。

 とうとう夏休みに突入だ。学生のころの夏休み突入のワクワク感、大人になるともう味わえないからみていて羨ましさと懐かしさで複雑な感情になる。

 夏はバイトで稼ぎ時なうおちゃん。彼女がバイト先で透君ににた感じの人に出会ったときの回想からスタートだ。両手に抱えきれないほどのポテトチップスの袋を頭を下げた瞬間に全て落としてしまう、といういつかの彼女と同じような行動をしたことで、一気に親近感を抱く。なぜそんなに笑われているのかはわかっていないが、その笑顔に魅せられた彼。そんな出会いだった。

 夏休み中は喫茶店でもアルバイトを始める。お昼休憩のために外に出た際に、街中であの時のコンビニの彼を発見。いてもたってもいられなくなり、後を追いかけ声をかける。ちょうどうおちゃんのお腹が鳴ったこともあり、二人は一緒にお蕎麦屋さんへ行く。

 一緒に蕎麦をすすりながら、彼の名前が紅野と知る。ほわほわとした雰囲気でどこか世離れしを感じさせる。

 今は仕事で少し暇を出されて時間を潰すためにフラフラとで歩いていたとのこと。さらに、初めてうおちゃんと出会ったコンビニでの出来事も、あれが初めてのコンビニでの買い物だったという。一体何がどうしたらそんな生活を送れるのだろうか。

 彼にとってそういった外界での出来事は全て無駄なことであるという。定められた通りの仕事をしていて満ち足りた生活をしているのだと淡々と語る紅野の話を聞きながら、うおちゃんはどんどんイライラがたまっていく。満ち足りた生活をしていると話しているのに、浮かべる笑顔はいつもどこか寂し気なことに気付いてしまったからだ。

 さらには、二人が出会えたコンビニでの時間も、普段の紅野にとっては無駄なことであると分類されてしまっていたことが悲しかった。うおちゃんは紅野にたまったいらいらをぶつけ席を立つが、すぐに追いつかれてしまう。なんで怒られたのか理解ができていなかったようだ。

 それでも紅野も、彼女と再会できたこと、走って追いかけてくれたことなど本当にうれしかったのだと伝え、心からの笑顔を彼女に向けた。しかしまさか彼が草摩の人間であり、当主である慊人の一番近くにいる十二支の一人だとは、この時はまだ知る由もないのだ。

 始まった夏休み、動き出した恋模様。これからの展開に目が離せない。
(文=三澤凛)

アニメ『フルーツバスケット 2nd season』うおちゃんと紅野の出会い…恋の行方は?第5話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!