TVアニメ『波よ聞いてくれ』ミナレが中原に振られた!? 傷心の中で始まるラジオの内容とは?第4話

TVアニメ『波よ聞いてくれ』公式サイトより

 職を失い、瑞穂の家に居候することになったミナレ。瑞穂が仕事に出向く時間になっても起き上がれず昼近くまで眠りこけ、瑞穂が作っていてくれたご飯を食べるなどまるでヒモのような生活だ。

 さすがにずっと無職で瑞穂のヒモをやっているわけにもいかない。中原を呼び出しバイト探しを開始する。彼女には、冠番組の依頼も来ているのだが、それはスポンサーがつかないと開始できないという。アルバイトと一緒にみつからないだろうか、と考えていたが、そもそもラジオのスポンサーとはいくらくらいで可能なのかを知らない。

 ミナレは地方局の深夜番組のため、5万もあればできるだろう、と浅く考えていたが、麻藤によると最低でも月170万。契約は最短2クール(6ヶ月)だから計1020万。初契約の会社ならば全額前払いが条件だという。

 素人のミナレがパーソナリティということで費用は抑えられるらしいが、CM製作費なども含めると、さらに金額がかかる。予想外の金額に度肝を抜かれ、自力でスポンサーを探そうという気力はだいぶ下がったようだ。

 中原は無謀すぎるラジオパーソナリティよりも、店長に頭を下げて店に戻ってくることを提案。ミナレの長所をあげ、ミナレが隣で一緒に働いてくれるならVOYAGERを道内最多店舗数を誇るスープカレー屋にして見せると、店舗簒奪ともとれる宣言までする。するとちょうどそのタイミングで店長から電話がかかり、事故に巻き込まれ大怪我をおったのでしばらく店の切り盛りを中原に頼みたいと告げられた。

 店長と新しく入った店員が一緒にいるときに事故にあったらしく、実質現在の店員は中原ひとり。それではお店が回らないので、結局ミナレも手伝うことになった。

 中原が望んでいた通りのふたりだけの店。支え合って働くという展開に彼は満足そうだが、どこか納得できないミナレ。雰囲気に流されそうになるが押しとどめ、自分が30になるまでに彼が自分の店を持てたら必ずそこで働くと約束することで話題をそらした。
 
 そこに、店長たちが巻き込まれた交通事故の加害者の家族、城華マキエがやってきた。深々と謝罪し、責任をとるべく無償で働きたいと申し出てくる。正直ミナレと中原だけでは手が足りなかったこともあり、皿洗いなどの雑用としてとりあえず一日働いてもらうことになった。

 だが、控えめで低姿勢ながら、ミナレよりも仕事で存在感を出し始めるマキエ。徐々に中原の覚えもよくなってきたなかで、マキエが毎日家に帰っていないことが判明。家族には店で寝起きさせてもらっていると嘘をついていたようだ。 

 中原はそんなウソをついてまで各所を転々とするぐらいならうちにくればいい、とマキエに告げる。中原君、ミナレのこと好きって言ってたのに……。ちょっと前まで自分のことを好きといっていた男が別の女を家に来いと言っている場面に出くわしてしまったミナレはプチパニック。

 そんなときに麻藤から番組を開始するための準備が全て整い、今日からオンエアを開始するから今すぐスタジオに来いと連絡が入った。番組の枠は20分。番組タイトルは「波よ聞いてくれ」。

 この最後のタイトルに向けての流れが最高だった。これから面白いことがはじまるという期待を高めたところで終わるのが、次回絶対見なくては、という気持ちにさせられる。予告で番組の概要をざっと説明していたが架空実況という滅茶苦茶な設定でどんな番組になるのか予測不能だ。

 中原のことで傷心気味なミナレがいったいどんなトークを聞かせてくれるのか、いまからワクワクが止まらない。

(文=三澤凛)

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