アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』聖典を読む仕事にマインが没頭!多数の嫌がらせを受けるが…?

『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

 神殿の生活が始まったものの、既に側仕えたちとの間の溝を感じているマイン。特にギルやデリアは「マインを困らせる」と名言していることもあり、こちらのいうことにいちいち反発してくる。これではすべての物事に支障をきたす、と彼らに一切の期待をしないことに決めてしまう。

 彼女への反発は何も側仕えだけでなく、自分と同じ平民の立場のはずなのに青色になったことから、灰色見習いの全員や元々貴族の青色神官たちも皆マインに対して良い感情を持っているものはいないという。神殿にいるもの皆が敵だと思っても間違いない状況だ。

 さらにはひいきや差別を一番してはいけない立場であろう神殿長すらも、マインを煙たがっているというのだ。だが、マインの直属の上ういった評判よりも優秀な人間を評価するという方針のようだ。さらに彼は人材難であり人手不足な今、優秀だというマインには書類仕事の助手としてかなり期待をかけているらしい。

 マインは新官庁の期待を背負いなが、魔力の奉納を終えとうとう待ちに待った聖典を読んで覚えるという仕事に取りかかる。念願の図書室。念願の本。本を読んで覚えるなんて願ってもいない仕事だ。

 字を追い、ページをめくるという作業に没頭していたが、ここまでのマインの本好きを理解していない側仕えたちは、彼女の没頭具合をバカにする。さらに昼食の時間になってもそのまま本に夢中な彼女にちょっかいを出し始める。
 
 なんでも側仕えは主がごはんを食べないと、自ら食事にありつくことができないのだ。最初の段階でお互いの意思疎通も協調性も得られなかったために、マインは自分の至福の時を邪魔されたくない、と食事は勝手に食べればいいから邪魔をするなと側仕えたちを遠ざけてしまう。

 途中休憩もいれずにぶっ通しで本を読んで本日の業務は終了。迎えにきたルッツと共に帰宅の路につく。もちろん神殿から出て市街地を通って帰ることになるのだが、青色のものは普通は側仕えを伴って歩かないといけないとのことで、側仕えたちもついていこうとする。マインはこれを拒否する。

 デリアには神殿長に言伝を伝えるという名目で「あっちにいけ」と言わんばかりの命令を下し、フランやギルには放っておけという態度を取りルッツと歩き始めてしまう。マインと側仕えとの関係はますます悪化する。

 帰り道がてら、ベンノに合い寄付金を収める件について相談を行うことに。だが、ベンノの元に訪れるや否や彼からお小言の嵐を浴びてしまう。青色の衣をまとって一人でフラフラと歩いていたら身代金目的で誘拐されてしまうこと、神殿への寄付金をいつまでに、というのが「いますぐに」ととられる発言で返事してしまっていたこと、青色巫女になるための努力を怠っていることなどを次々と指摘されてしまう。

 特に、真摯に働き商人になるための知識を身をもって勉強しているルッツをまじかで見た後に、自分が青色巫女としての努力なしに、側仕えたちとの距離を自ら遠ざけていたことにハッとさせられていた。そして急遽正装したベンノを伴って再度神殿に戻るマイン。いつもと違う髪形のベンノは必見。青色巫女としての言動が大事であるとベンノにきつく言われたマインは、この段階から貴族としての立ち居振る舞いを意識し始める。

 側仕えのフランに対して、的確な指示を出し丁寧な言葉遣いで接すると、彼はきちんとそれにふさわしいふるまいをして応じてくれた。

 マインはベンノと並び、新官長とベンノで交わされるやり取りに参加。ベンノは商人として彼のギルドに大きな貢献をしてくれたマインを守るために新官長に彼女の取り扱いについて語気を強めて説明を続ける。この熱意から、巷で噂になっているベンノがマインに好意を持っているのではないか疑惑についても話題に上がったが、もちろんベンノとマインに色っぽい感情があるはずもなく、一笑に付されて終わった。

 とにかくこの会談で、ベンノたちは寄付金として納める額も希望していた程度に収めることができ、有意義なものとして終わることができた。だがマインは疲労がたまってしまい倒れててしまう。彼女が病弱であるから気にかけてあげてほしい、と議題にも上がっていたはずなのに神官長はこの程度で倒れることについてまだ信じられていなかった様子。マインに対して「早く起き上がれ」と声をかけてしまう。これにはベンノも怒りをあらわにしてしまう。
 
 マインの体調を管理できるのは現状ルッツしかいないが、今後は側仕えがその任務をこなさなければならない。この会談でやっとマインも側仕えとコミュニケーションをとることの重要性を覚えたために、まずはフランとコミュニケーションを取り、自らも青色巫女としての言動を取れるようになっていくから一緒に頑張ろう、と声をかける。

 こうして、マインとフランの関係は良好になりそうだが、神殿長の愛人をもくろむデリアと、マインが突き放したことで食事にありつけなかったギルはマインへのヘイトを順調にためていっている。この二人をどう攻略していくかがマインの今後の最大の課題となりそうだ。
(文=三澤凛)

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