TVアニメ『LISTENERS』突如明かされるミュウの秘密…彼女は一体?第2話

LISTENERSより

 リバチェスタをノリと勢いでとびだしてしまったエコヲとミュウ。今まで外に出たことが無かったエコヲは、これからのことにワクワクしていた。

 しかし、飛び乗った電車で移動を続けていると、突如ミミナシが襲ってくる。しかも前回撃退できた必殺技が発動せず、二人は電車から振り落とされてしまう。

 川に落下した二人は、火を焚いて服を乾かしながら夜を超すことに。技が出なかった理由を解明しようとする。

 ミュウが疲れて眠ってしまった後エコヲも眠ろうと思うが、トイレに行きたくなる。周囲にどこか済ませるのに最適な場所はないかと探すと、見るからに不気味なトイレを見つける。

 すっきりしたところでミュウの元に戻ろうとすると、特徴的な布で画面を覆う3人組の女性が現れる。しゃべり方にもかなりクセがある。エコヲはその姿が、祈手名鑑に載っていたノイバウテン三姉妹だと気がつく。

 破壊と建築を美学とする独特な戦闘が持ち味だという三姉妹。オタクであるエコヲは元から彼女たちのファンだったらしく、テンション高くサインを求める。サインを求められるのは初めてだったらしく動揺する三姉妹。元々悪役のような登場の仕方だったが、エコヲの予想外の反応にちょっと困っている様子だ。

 しかし彼女たちの目的はエコヲではなくミュウ。エコヲの意識を朦朧とさせると、ミュウに挑発的な言葉をふっかけバトルへと突入する。

 三姉妹はその話を聞かせ、ミュウを覚醒させようとやってきたらしい。世界を破滅に導いた祈手でありミミナシの王に君臨した者の因子をミュウが持っているというのだ。

 三姉妹による情報の嵐に頭が追い付かないミュウ。覚醒のためにとエコヲを人質のようにとられたことに激昂するミュウだが、その攻撃はエコヲに当たってしまう。自らの手でエコヲを傷つけたことで計り知れないショックを受けたミュウ。その表情は絶望の色に変わる。これは三姉妹の見せた幻覚のようだが、このせいで状況が大きく動きそうだ。

 エンディングはミュウによる歌唱。今回の2話の場面カットに別の物語りが絡まるような演出になっていたが、エンディングのアニメーションは毎回変わるのだろうか。まだ2話ではあるが、細かいところにまでこだわりを感じる。次回以降の展開にも期待したい。
(文=三澤凛)

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