アニメ『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』ついには運営からラスボス認定をされる?第11話

TVアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」より

 イベント開始から順調だったメイプル率いる楓の木。上位ギルドの炎帝ノ国とのバトルが開始されるが、さすが上位。今まで特に苦労なく圧勝してきたメイプルたちが、さすがに苦戦を強いられる。

 メイプル、マイユイの動き遅いトリオゆえにスピードで先行されるとどうしても押されてしまう。さらにマイユイはメイプルの加護がないと防御力もないのだ。

 マイユイを守りつつさらに攻撃を仕掛けるというには相手の数が多すぎる。防戦一方になってしまい、そのために回数制限のある悪食も使わされてしまうなどなかなか思うようにいかない。

 だがそれは炎帝ノ国メンバーからしても同じこと。どんなに押しても全て防御され攻撃が通らず消耗させられてしまう。最強の矛VS最強の盾の対決にお互いがただただ消耗していってしまう。

 このままでは埒が明かないと、炎帝ノ国トップのミィは他メンバーに時間を稼いでもらいながら詠唱呪文を唱え、メイプルを焔の牢屋に閉じ込める技を使う。今までほぼノーダメージだったメイプルだが、この牢はとらわれている間中ダメージが蓄積していくもので無傷だったメイプルのHPゲージがどんどん減っていく。
 
 さすがにこの状況を打破せねば、と今回の戦いでは見せるつもりのなかったロボ変形を繰り出し逆転して炎帝ノ国を制圧してしまう。さすがにこの反則的なスキルにミィたちもただただ唖然とするばかり。かかっているBGMもラスボスかな? と思うような緊迫感に満ちたものだったがこれは炎帝ノ国目線なのだろうか。

 命の危険を感じたミィたちは離脱を決意。メイプルがロボ変形するという情報を得ただけで良しとすることに。だがすさまじい火力で後追いをかける。

 辛くも逃げ切られた炎帝ノ国の面々。彼らはオーブをもって逃げてきていたので、メイプルたちは戦い抜いたのに戦果を得ることができなかった。代わりに近くのギルドを丸ごと狩ることに。怖すぎる。

 これだけ暴れてもまだなお楓の木はランキング10位。ギリギリの線である。小規模ギルドはほぼ壊滅してきている中で10位は大健闘ではあるが、まだまだ先は長い。後半になればなるほど、もっときつくなることが予見されるので、今の段階で少しでも多くのオーブを集めなければ、と楓の木メンバーは奮闘を始める。

 だが、このメンバーが疲弊している時点で敵が攻めてくることを予見するサリー。そしてその予見通りに攻め込むことを決める集う聖剣メンバー。

 大人数での襲撃を予想して、時間帯を遅く見ていたがなんとやってきたのは集う聖剣の中心メンバー4人。少人数で来たことで予想よりも早い段階で到達するなど楓の木に衝撃を与える。

 さらにバトルでもさすがゲーム内1位の団体というだけあって、今まで負け知らずの楓の木を圧倒する。今まで誰もメイプルに攻撃を与えることができていなかったがトップランカーのペインがそのメイプル神話を切り崩しにやってくる。

 毎回バトルシーンの迫力に定評があるが、今回はトップとの戦いということでいつも以上の迫力。そしてメイプルがとうとう敗れるのかというハラハラな部分で終了となるなど毎回見せ方がうまい。

 他のギルドから見たらメイプルこそがラスボスのような扱いになっているだけにこの戦いがどのような結果を生み出すかも注目だ。

 だんだんラスボス感が増しているメイプルたちが一度くらいは負ける所も見てみたいような気もするが、そこを裏切ってくるのも楽しみ。運営からもフリーダムといわれているメイプルたち、一体どんな切り返しを見せてくるのだろう。頑張れ、集う聖剣。
(文=三澤凛)

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