アニメ『ソマリと森の神様』「ソマリ」と「お父さん」の出会い ネーミングの依頼な由来も明かされた第10話

TVアニメ「ソマリと森の神様」公式サイトより

第10話「幼子と緑の砦」

 雪ワタリが終わるまでアリシギの村はずれの小屋で過ごすことになったソマリたち。
用心棒の仕事に出かけるゴーレムとヤバシラを見送るソマリとシズノ。
留守番の間にソマリはゴーレムにプレゼントを作ることを考える。
しかし何を作るかなかなか決められず……。

 ソマリと「お父さん」と呼ばれるゴーレムの出会いから、二人が旅に出るまでが描かれた今回。とにかくもう、なんというかこの二人が幸せに過ごせる未来が来る日をただただ望んでしまう。

「お父さん」と呼ばれ付きまとうソマリを最初は邪見に扱っていたゴーレム。だが、段々その愛らしさに庇護欲を掻き立てられたのか、自分の寿命も鑑み彼女の今後を鑑みて旅に出る決断を下す。

 そして「ソマリ」というネーミングは、彼女が好きなモコモコとした猫のような生き物「コミドリソマリ」から取って名付けたことが発覚する。そうか、ネコ的な生き物から来たのか……。
 
 ソマリとの出会い語った後に、シズノから今のゴーレムの体を見せてほしいといわれる。現在のゴーレムは、外皮がほぼ落ち体液もあふれ出ているという無惨なもの。彼に残された時間がいかに短いかがわかる。

 ゴーレムは、自分の寿命が訪れた時にはシズノとヤバシラにソマリのことを託したいと頼みこむ。最初は拒絶していたゴーレムも、いつの間にかソマリに対して父性が生まれていたのだ。ちゃんとその想いを受け止めてあげるシズノたちの優しさにもジーンと来た。

 出稼ぎに出かけるゴーレムとヤバシラがいない間、ソマリは「お父さんにプレゼントを渡したい」と、近所に住むローザおばさんに組紐のやり方を教わる。

 思いを込めて編めば喜んでもらえると、必死になって編むソマリ。。お父さん最初は「必要ない」とか言いそうだけど実際は喜んでくれる姿が目に浮かぶ。

 そんなソマリにピンチが。ローザおばさんが、ソマリが人間であることに気付き、そのことを怪しいごろつきに話してしまったのだ。優しい顔をしていたのにかなり腹黒い一面を持っていた。

 ソマリの身に危険が迫ってる。ゴーレムたちが留守にしている中、この窮地を切り抜けることができるのか。

 もう最終回まで残り少ない中、できれば余計なトラブルは起こってほしくないと思ってしまう。大きな戦闘になってお父さんの体に負荷がかかってしまうのは怖い。

 そしてこのローザおばさんの声が女優の柴田理恵さんだったのが意外だった。わかりやすく親近感の沸く「THE・近所のおばさん声」。ちょっとおせっかいで情に厚いおばさんの声でぴったりだ。次週、彼女がどんな罠をしかけてくるのか。目が離せない。

(文=三澤凛)

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