アニメ『22/7（ナナブンノニジュウニ）』冷静沈着なメガネっ娘・あかねが抑え込んでいた感情が爆発した第8話

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　今回フューチャーされるメンバーは丸山あかね。アイドルにしては珍しい眼鏡で冷静沈着キャラ。アニメだとよくいるキャラクターだけど、アイドルとしてこのキャラの需要はあるのだろうか。

　あかねは幼少時、天真爛漫で落ち着きの無い子供だった。だが、その性格が災いして彼女は山で三日間、行方不明となりそれを生き延びて見つかったという事件を起こしていた。

　見つかって一件落着とはならず、この事件をきっかけに両親の喧嘩が絶えなくなり結局は離婚。さらにそのことを週刊誌が騒ぎ立て、感動的な救出劇はあっという間にゴシップに変わり。あかねも心に大きな傷を負ってしまった。

　その時にあかねは、自らが大人しくしていれば何も失う事がなかったのにと激しく後悔。このことをきっかけに自分の心を押し殺しロボットのようにふるまうようになっていったのだった。

　壁ちゃんからの指令で3000人の観客を収容するステージに立つメンバー。みなが緊張でソワソワする中あかねはいつも通り冷静沈着。

　だがステージが始まると段々感情が高ぶり笑顔が見られるように。さらには観客からアンコールが巻き起こった際には涙を流すなど人間らしい感情が表に出てくる。

　小さなころ、「アイドルになる！」と豪語していたころの夢を彼女は叶えたのだ。涙も出るだろう。そしてその涙は他のメンバーの心も打つ。一番泣かないと思っていたあかねが泣いたら張り詰めていた気持ちにグッと火をつける。

　最後はあかねではなくみうの語りになってしまったが初の大規模ライブを大成功で終えた22/7。ライブでは感情が溢れ出たが、今後も冷静沈着キャラとしてやっていくようだ。

　今まで通い組だったメンバーも寮に引っ越しが完了。完全にアイドル優先の生活が始まる。活動してファンが増えている描写はそんなにないものの確実にファンも増えて順調そうだ。これから何かグループ全体のピンチなどはあるのだろうか。次回も楽しみだ。
（文＝三澤凛）