メイプルをマスターに置くギルド『楓の木』。ユイとマイのレベル上げに付き合って、メイプルはひたすらボスを狩り続ける。サリーたちもイベントに向けての準備に余念がない。久しぶりに一人になったメイプルは、とあるクエストに挑戦するが、思いがけない展開に。
メイプルは毎回運営泣かせの強さを手に入れていく。前回からギルド『楓の木』を組み仲間が増えたが、どんどんギルドメンバーがメイプル化していく。
メイプルは初心者姉妹のユイとマイを連れてレベル上げにいそしむ。自分がヒドラを手に入れた場所で彼女たちとボス戦をタイムトライアルで何度も繰り返す。
その成果は二人のレベル20達成と、メイプルと同じように偏ったスキルの入手だ。ストレングス2倍と、両手持ちの武器が片手で持てるというスキルは攻撃力極振りプレイヤーな二人には願ってもないスキル。イズさんも張り切って二人に適した武器を授けてくれるなど、ギルド仲は良好のようだ。
ユイとマイに対してサリーも自分の持ち得る技術を教える。二人はメイプル同様スピードに特化していないうえに防御力もない。その部分を補う動きを伝授するという、一番まっとうなことを教えている。メイプルが教えると規格外なことばかりで道を踏み外すようになるので、サリーのような教え方こそが本来あるべき姿なのだろう。
最強メンバーが集まりすぎて「普通の人」感が半端なくなってきていたクロムも、とうとう道を踏み外し始めた。大人として、ゲーム上級者としてメイプルたちを見守る保護者のような立ち位置だった。しかしギルドメンバーが超人的スキルばかりを極めていく姿を見て、若干の焦りを抱いていたのは否めない。そんな彼がメイプルの相棒シロップとともに出かけたクエストで、手に入れたユニークアイテムをきっかけとして奇人変人道を歩み始める。
亡者の墓というイベントだったためか、得た装備は全て見た目が禍々しい。「血濡れ髑髏」やら「血染めの白鎧」「怨霊の壁」「首落とし」と名前もおどろおどろしい。唯一無二の装備ということで強さも高くビジュアルもかなり強そう。
他のメンバーとは違って外にクエストに出るのではなく、図書館のようなところで謎を解くことでスキルを得ていくタイプのカナデ。彼女もまた変わったスキルを獲得していた。今回手に入れたのはMPを2倍消費することで魔法を魔導書として書庫に保存できるスキル。これを所持することで、タイムラグなしに魔法を使うことができるという。
一方メイプルだが、他のキャラクターが地道にスキルをゲットしたりレベルを上げていくなかでさらに強くなってしまっていた。
街を散策していたときに突如イベントが始まった。乗りかかった船だと参加したものの、メイプルの引きの強さと持っている能力のおかげで全く苦労することなくイベントを終了。さらに新しいスキル「身捧ぐ慈愛」をゲット。このスキルが発動しているとギルドメンバーがメイプルと同じ防御力を得るというチートすぎるスキルだ。ただでさえ防御力が高すぎるメイプルと同じ防御力……。
さらに装備も一新することに。今までは真っ黒の毒使いにはぴったりな装備だったが、今回は対極である真っ白装備に。髪まで金髪化して天使要素が強くなったが、やっていることが悪魔的なのでなんともなギャップである。
こうしてさらにギルドとしても個人としても強くなった楓の木の面々。次回からいよいよイベントスタートで、対抗する他ギルドとどんなバトルを繰り広げることになるのか。
(文=三澤凛)
アニメ『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』ギルドメンバーが次々メイプル化!クロムよ、ついにお前もか!?第7話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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