アニメ『ダーウィンズゲーム』最後のダイヤのリングが設置されゲームはついにクライマックスへ！

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　シュカを襲った水を操る少女・スイ。彼女の中にはもう一つの人格ソータが存在し彼がかなり攻撃的でありシュカ、さらに今はリュージを襲おうとしていた。

　同じ体でありながらかなり性格の違う二人はスマホを媒介に意見を交換しているようだが、好戦的なソータのやり方に賛同できないスイ。彼女はリュージをおびき寄せたコンビニで命を奪おうとするソータの動きを、自らの意志で止めようともがく。このことで辛くもリュージは危機を免れ、カナメ陣営にスイの身柄が確保された。

　一方、そのソータの攻撃のせいで渋谷地下街で水攻めにあい、瀕死状態のシュカを旧主知しにカナメが到着。沈んでいるシュカを発見する。人工呼吸で目が覚めた後に、キスしたことを何より喜んでいたが、裸で寝てたりしてたのにまだキスで喜べるのか。だが、このキスがあったことでスイの命が助かることに。

　シュカを連れてリュージと合流したカナメ。そこにはシュカを聞きに追い詰めたソータと同一人物であるスイがいた。いくらスイがソータを止めたとしてもシュカに危害を加えたことには変わりない。いつものシュカであれば殺しているところらしいが、ソータがシュカを追い詰めたことでカナメとキスすることができたからお咎めなし。

　どうやらソータは過去に亡くなった双子の兄妹であるらしい。ダーウィンズゲームを始める際にお願いしたことで、二人でこのゲームに参加することになったとスイは話すが、各自望んだシギルが手に入れられる、というスイの言葉には皆首をかしげていた。ゲームのスタートの段階から各自違った情報を得ているのだろうか。全く予備知識なしにゲームをスタートさせたカナメに与えられたシギルについて考えてみても、当てはまっていないようにも感じるのだが。　

　ゲームも最後のダイヤのリングが設置され、クライマックスに突入。対抗勢力であるワンも大量の武器を購入しホテルへ押しかける算段がまとまってきたようだ。ホテルで待ちかまえていた花屋とレインは、リングに隠れていた暗号を説きそれぞれホテルに残る、残らないという選択をする

　花屋は不確定なイベント勝利よりも確実な現金を得るためにホテルに残り、ワンたちの勢力を潰すことを選択。植物の要塞と全身を覆う幹で装備を固めて彼らを迎え撃つ。しかし、ワンの配下であるリーダー格の男のシギルは炎。植物系の花屋にとっては相性が悪すぎる。部下たちを倒すことには造作はなかったが、彼はこの炎のシギル相手にどう立ち向かうのか。

　ホテルを出ることを決めたレインは、暗号が示す場所、渋谷駅でカナメたちと合流するために移動を開始する。最後の決戦の場になるであろうその場所には確実にワンたち、さらには他の生き残りプレイヤーも集まるだろう。生死無用もこのゲーム、いったい勝者は誰になるのか。
（文=三澤凛）