アニメ『魔入りました！入間くん』巨大花火が上空に打ち上がり、バトラパーティー本祭開始

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キリヲの行方
　おじいちゃんから借りた魔力でキリヲの陰謀を止め、力尽きていた入間くん。目が覚めたときにはキリヲの姿はなくなっていた。

　サリバンおじいちゃんは、カルエゴ先生たちからの知らせで学校に急行。入間くんがぶっ壊した花火の火花を生徒たちに害がないように振り落としたりと人知れずに奮闘する。そして学園に到着し、容疑者であるキリヲと対面。

　彼は悪びれる風も反省する様子も見せず、作戦が失敗した際の自分の絶望する顔にうっとりしていたりとマイペースっぷりを発揮。そしてやらかしたことの重大さから連行されていってしまった。実害は出ていないから減刑はされるであろうが、再度入間くんたちの前に現れるには時間がかかりそうだ。

　そのようなあらましを入間くんに語ってくれたおじいちゃんは、彼に現在の様子を身をもって知った方がいいと伝える。さすがに言いつけを破って禁断の呪文を唱えたことを叱られるかと身構えたが、おじいちゃんが見せてくれたのは学校中が花火を楽しみ、興奮した様子だった。

　自分たちが頑張ってきた証がみんなに認められたとき。この花火を上げたのはどんなバトラで誰がかかわっているからを全校生徒が知りたいとと思っている光景だった。

　入間は、この光景をそもそも怖そうとしたキリヲの行動については触れずに、このバトラは入間、アズくん、クララ、そしてキリヲ先輩の4人で成り立ちみんなで作ったものだということを表明。ここに入間くんらしさが詰まっている。

家族と巡るバトラパーティ

　キリヲ先輩への感傷はひとまず置いておいて、せっかっくのバトラパーティ本祭。これは楽しまねばならない。一癖も二癖もある家族がやってきたので、クララもアズくんと回ることができなくなった。だけどもここでおじいちゃんが約束通りに戻ってきてくれた。さらにオペラさんも一緒に三人で仲良く楽しく学生たちが作った出店を見て回ることに。

　その様子をクラスメイトからは羨望の眼差しで見られていた。実の家族にはこき使われたあげくに魔界に売られるという境遇だった彼にとって後天的にこんな素敵な家族に恵まれるってとてもうれしいことだったのでしょう。満面の笑顔でふたりを引き寄せ「いいでしょ！」と友人たちに自慢する姿にはグッときてしまう。

　キリヲが捕まったことで入間くんにも思う所は多くありそう。だが、彼の天真爛漫性格のおかげで皆暗い気持ちにならずにバトラパーティを楽しむ様子が見られた。特にクララ家族、アズ君のお母さんなど普段は見れない一面が見れるのもこういった行事の見どころのひとつ。クララ一家はあのキャラの濃さがこの一家の特色だということがよくわかるまさかのミュージカルが披露される。

　次週はいよいよバトラパーティの結果発表。キリヲ不在の今、賞はとることができるのか!?　その後の展開も気になるところ。来週も楽しみだ。
（文＝三澤凛）