アニメ『おーばーふろぉ』琴音が和志に迫るもまさかの“セフレでOK”発言が飛び出した第6話

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　物語も佳境に入ってきた感がのある。体育祭終了間際、仲直りした様子の和志と彩音。その姿を見て、少し戸惑いを覚えた琴音は、借り物競争で和志を選び、そのときに話があると呼び出すことにする。

　体育祭が終わった夕方の教室で対峙するふたり。妙に空気が重い。神妙な面持ちの琴音に気まずさを覚える和志。そしてついに、彼女は恐る恐る口を開く。

　以前和志の家で勢いで致してしまったが、和志は一体どんな気持ちでいるのかが知りたい、と告げられる。その時に彼の頭に浮かんだのは彩音の姿。そう、この男短期間の間に姉妹二人どちらにも手を出している。
　
　何か言いかけた和志の言葉を制し、琴音は家族みたいな存在だからそばにいられる。だから今のままでいいと言い出してしまう。それはつまりセフレのままでいいということだろうか？　自分の体をもっと大事にしてほしいしこの男をつけあがらせるだけである。

　優しい琴音の言葉にキュンときた和志はそのままその場（放課後の教室）で琴音を抱き、一件落着したかのような雰囲気を醸し出す。だが、もちろん何も解決していない。

　彩音も琴音も幼馴染で兄のような存在という以外に魅力がひとつもないこの男のどこが好きなのか本気で教えてもらいたい。

　姉妹はまだ、和志がお互いと関係をもっていることを知らないでいるのが不憫でならない。まもなく修羅場回くるのか？　そしてそのときにこの男がどのような立ち回りをするのかが見ものである。
（文＝三澤凛）