アニメ『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』海全体を毒化させてボスを撃破!? メイプルの運営泣かせっぷりがパない!!

TVアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」より

束縛の鎖でみんな仲良し

 突如勝負を挑んできたカスミ。オロオロするばかりのメイプルとは対照的に好戦的なサリー。一触即発バトル勃発かと思いきや、メイプルがころんだ拍子に地下ダンジョンに突入してしまう。

 地下ダンジョンで、3人は鎖で繋がれ運命共同体として行動することを余儀なくされる。動きが遅いメイプルがいることでピンチも多いが、カスミと連携をとることで最終的には1人1枚メダルを獲得という思ってもいない結果に。

 メイプルとサリーの人柄に触れたカスミは突然勝負を挑んだことを恥じ、ふたりに謝罪。だが一緒に困難を潜り抜けたらもう友達! 3人は仲良くフレンド登録を済ませてそれぞれイベントクリアの為に奔走する。

 ダイジェストで描かれるメダル集めの様子、サリーちゃんがまたしても幽霊を怖がっていたり、魚釣りしてゲットしたり、意外なところ、ありきたりな場所など順調に獲得していく様が描かれる。

 そしてそんな中、カエデという少女に出会う。彼女はイベント参加には興味がないらしくメダルの収集も行っていないそう。だが図書館で見つけた本に書いてあったというイベントのヒントをメイプルたちに教えてくれることに。

 このカエデちゃん、今回のイベントでの絡みはなさそうだけれども持っている杖「アカシックレコード」が何やら今後関わってきそうな様子を醸し出していたので、再登場に期待したいところ。

運営泣かせの存在メイプル

 カエデのヒントを受けて指定された場所で謎を解くと海のようなステージに飛ばされるメイプルとサリー。今回もまたボス戦描写が始まる。

 しかし、攻撃をしかけてくる触手を切り裂いても相手のHPに変化が見られない。いったいどうしたら……と逡巡するサリーを横目に、メイプルは海全体をヒドラで毒化し、倒すという鬼畜極まりない所業でボスを撃破。

 楽だからいいか……とサリーは言うが、確実に運営が想定していない倒し方である。
さらにいうと、結構残酷な倒し方である。ボスだけのために他の生物も(存在していれば)全滅だ。怖い。可愛い顔してやることがエグイ。

 運営側も、話をするのが嫌、と言われるほどの存在となったメイプル。彼らが作った会心の出来であるボスが、予想もしなった戦略でやらていくのだからそれも当然だ。心中お察しいたします。

ほのぼの凶悪コンビの快進撃

 残り2日の時点でメダルが目標枚数に2枚足りないため、サリーは単独で対人戦でメダルを稼ぐことに。メイプルの前で見せていたにこやかな表情からは想像もつかないアサシンのような目つきで、見つけた人たちをバッタバッタと襲いまくるサリー。メダルを所持しているプレイヤーが少なかったようで、ギリギリ2枚しかメダルは獲得できなかったが、彼女にやられたプレイヤーはかなりの数に上りそうだ。
 
 こうして、二人は目標の20枚のメダルを獲得。最終日は洞窟にこもってやりすごし無事にイベントをクリア。獲得したメダルを使ってイベント後にメイプルはサイコキネシスというスキルを習得。マスコットキャラのシロップにサイコキネシスをかけて一緒に空が飛べるようになった。

 空を飛べると遠くの敵も見渡せ、底に向かって毒の雨も降らせられる……。またも凶スキルの使い方を覚えてしまった…‥。今まで他のプレイヤーから密に歩く要塞というふたつ名をつけられていたが、今後は浮遊要塞という名でも恐れられそうだ。

 浮遊要塞と6日目の悪夢という名で恐れられているメイプル・サリーコンビ。本人たちは純粋にゲームを楽しんでいるようだが運営からの目も厳しくなっているが、なにか規制をかけられたりしてしまうのだろうか。彼女たちの快進撃はまだまだ続く。
(文=三澤凛)

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