アニメ『プランダラ』5話目にして世界観が崩壊!?　謎が謎のままで中だるみも……

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第5話「 謝るな、謝れ 」

突っ込みどころしかないカウンター設定

　この世界では皆がカウントに縛られて生きている。それを一番理解していないといけないはずの、軍の皆さんがシールでガンガンにカウント偽装しまくっているというガバガバ設定。

　アビス送りにさえならなければ、多少の詐称は許容範囲なのだろうか？　だけど数字が小さいほうが大きい方に逆らえないという法則もあるようだし、そこで詐称してしまうと規律なんてなくなってしまう……。とにかく、5話目にして世界観が崩壊しかけている気が……。

　伝説の撃墜王たるリヒトーは軍の男ジェイルに圧倒的にカウント負けし絶体絶命状態に。しかし、カウント12500のジェイルの攻撃を受けるも、5700のリヒトーはどこか余裕があるようにも見える。

　当初は周囲から「5700」が高い数値として扱われていたのに、ジェイルからは「たった5700程度で」と言われてしまう。の強さの基準も曖昧に感じる。3桁でもかなりの力の持主なのか、4桁からが本番なのか。それぞれのカウンターの基準もバラバラなので何によってカウンターがたまるか否かにもよってかなり変わってくるはずだ。

リヒトーの謎

　リヒトーについてはまだまだ謎が多い。引っ張れるだけ引っ張って、後程大きな衝撃と共に大公開!!　という展開を狙っているのだろうが、現在第5話。この作品は2クールだが、それにしても勿体つけすぎだ。

　今回ジェイルとの肉弾戦から軍関係者では？　という疑惑も浮上した。設定ガバガバ軍の一員だと思うと確かに妙に納得できる部分もある。そもそも撃墜王たちが活躍したのが300年近く前らしいので、その時代くらいに在籍してたのならば、現在の人たちが知らないのも納得。記録とかからも削除されていそうだ。

　リヒトーは圧倒的カウンター差のあるジェイルの攻撃にもどこか余裕の表情。そして彼がリィンの行動を貶める発言をしたことで真の力を発揮し、ジェイルと打ち負かした。だが結局リィンが守りたいといっていた町を少々破壊してしまう。ちょうどその部分にいたリィンを助けて、町から脱出するも、またリヒトーはおたずねものとして追われる身に……。

リヒトーを追え！

　リヒトー追跡対のトップとして立つジェイルは、その旅にリィンを連れていくことを決意。またリィンもこれを承諾した。

　平和な町とさんざん言っていたが、リヒトーやジェイルが暴れたことでかなりダメージ。それは放っておいて公園だけ作って出かけるらしい。いい話風にまとめているが、おなかがすいて窃盗をする子供もいる。実は色々荒れてるのに気づけない軍……。不安しかない。
　
　次週はリィンや陽菜とはまた別のヒロインが登場するらしい。そうか、そういうシステムか。それにしても、エンディングまで歌っているのに全く姿を現さない正式ヒロインの出番はあるのか!?
（文＝三澤凛）