アニメ『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!』拾った黒歴史ノートをきっかけにデルミンとルフユの関係に進展が

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　デルミンが拾ったひとつのノートをきっかけに物語が進む。

　デルミンはボロッボロのアパートに一人暮らし。そこでコイルを巻く内職をして生計を立てている。金銭的に豊ではないが商店街の人たちからも可愛がられつつ、慎ましく暮らしているようだ。

　一方ルフユは超豪邸に住んでいる　世間知らずというか、自分の中で正しいと思った方に一直線に進んでしまう素直さなどにもなんとなく納得がいく。

　デルミンは持ち主をとくていするため、ノートを開く、そこには自己啓発本にかかれているような単語がズラリ。だが「デルミンとルフユの好感度」という項目が記載されており、まだまだ友達には程遠いという旨が……。この項目を見てノートの持主悟ったデルミン。こっそりと持ち主のもとに戻すことを決意した。

　そこに、タイムリーにほわんからヒメコの家で鍋パを行うため、バンドメンバーへの招集がかかる。バイトは見つかっていないが面接受けた記念という謎鍋パ。デルミンはそこでルフユに気付かれないようにノートを返すタイミングをうかがうがなかなか難しい。

　だが、すべてがバレてしまい、その恥ずかしさから彼女はヒメコの物置部屋に隠れて閉じこもってしまう。ルフユがここまでしてしまうのは、あのノートが黒歴史だからというわけではなく、「自分が普通だから」。普通な自分がいやで、少しでも変わった人になりたくて、日々試行錯誤していたのが記されたノートだった。

　扉を壊され隠れていられなくなったルフユはデルミンから思いがけない言葉を聞くことになる。「ルフユさんだってデルミンのことわからないでしょうが」そうってヒメコの部屋を飛び出すデルミン。

　彼女を追いかけて話を聞くと、デルミンは元々デビルミント鬼龍族という特別な種族の一員。だが体が小さく一族からは落ちこぼれとして扱われていた。そのため、一族とともにくらすことができず都会に出てきたのだという。だが、都会で人々は彼女を「特別だ」とはやし立てる。だからデルミンは「普通になりたい」と願いつつ生活していたのだ。

　特別になりたいルフユと普通になりたいデルミン。ふたりにとってお互いが羨ましい存在なのだった。それを理解した瞬間に「友たちになりませんか？」と同時に申し出た。これで4人それぞれがちゃんと友達に。

　次週はどんな展開が待っているのだろうか。また新たなグループが登場か!?
（文＝三澤凛）