アニメ『A3!(エースリー)』読み合わせの段階から問題が続出! 解決方法はステージの上で寝ることだった!? 驚愕の第3話

アニメ「A3!(エースリー)」公式サイトより

 大人気イケメン役者育成ゲームが待望のアニメ化! 第3話がオンエアされた。

 咲也と綴以外の3人は役者として入団を希望していたわけではないので、モチベーションが低い。期待してはいけないのはわかっている。しかも、読み合わせの段階でこのふたりにも問題が露呈したため、一気に先行きが不安になってくる。

 まず、誰よりもやりたいと息巻いていた咲也があまりセリフを覚えておらず、さらに断トツで下手くそなことが判明。監督以外には興味がないという真澄が、読み合わせ初日には全ての台詞を覚えてきているのに……。この対比はエグイ。また真澄は、脚本を書いた綴にも、その割りには台詞が入っていないし、さらに素人なので感情も込められないと厳しい指摘。この辺りは、さすが監督志望か?

 そしてシトロンはまず基本の日本語にすら怪しく、至は体調が悪いだのなんだのといっては稽古を抜けようとする。残り1か月しかないのに、この状態はかなり厳しい。咲也から朝練が提案されるも、窮地に立たされてるということを理解していないのか、やる気は低い。

 また他にスタッフもいないことから裏方の準備も全く進んでいない。あまりの窮状にいづみは初代春組のOBである雄三さんを呼んで、現在の春組の稽古を見てもらうことにした。

 そして鑑賞後、雄三さんは『シトロンは日本語がしゃべれないなら舞台に立つな。綴は一人よがり。至はやる気がないならやめろ。真澄はスカすな。咲也には問題外』と辛辣な感想をぶつけて去っていった。雄三さんが春組に思い入れがあればあるほど、今の春組を見たら思うところが多いのは当然だ。

 この厳しくも的確な“感想”は、彼らに届いたようで、ここから本気を出す。だが、ステージの上に慣れるために、と全員でステージ上に布団を持ち込み泊まるのは違う。なぜ、そこまで勘違いができるんだ!? 心を鬼にしてアドバイスした雄三さんも、これじゃ報われねぇって。

 だが、この日をきっかけに心境の変化があったのか、監督は彼らのお芝居の質が向上しているように見えたという。最初がどれだけひどかったんだろうか。とにかくこの勢いで進むぞ!! と意気込んだ矢先に、至から電話。出てみると、「色々考えたんだけど、俺辞めます」と驚愕の一言。

 目処が立ったと思った瞬間にメンバーが離脱!? 軽薄にもほどがあるだろう。至はなぜやめようと思ったのか? それを引き留めることは出来るのか? っていうかお客さんは来てくれるのか!? 舞台は日の目を見るのか? 難題だらけすぎて逆に気になる!

(文=三澤凛)

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