『劇場版ハイスクール・フリート』は普通に秀作! 『はいふり』ファン&ミリオタに一見の価値アリ

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『劇場版ハイスクール・フリート』公式サイトより

『劇場版ハイスクール・フリート』(以下、『ハイフリ』)の公開が開始されて、約2週間が経過しましたが、もう皆さん鑑賞されたでしょうか? 

……と、定型句で切り出してみましたが、公開初週(1月18~19日)の興行収入ランキング(興行通信社)では、同日公開の『劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」』の後塵を拝して、10位にとどまっていますからね。観に行っている人が意外と少ないのは、わかっているのですが。

 公開直前の完成披露試写会イベントで、作画が大ピンチ! ということが明らかにされて、ネット上(の一部で)話題になりましたし、不安要素満載でしたし、完成版でも作画が気になるシーンがいくつも(しかも重要な終盤のバトルシーンでも)ありました。

 しかし、初見でもTVアニメからファンだったという方にとっても、普通に楽しめる良作でしたよ。内容を紹介しつつ、見どころについて語りたいと思います。

■あけしろのイチャイチャがかわいい!

 物語は、TVアニメ、OVAで描かれた物語から3カ月後。呉・舞鶴・佐世保の女子海洋学校が一同に会し、文化祭と体育祭を合わせたイベント「競闘遊技会」が開催されることに。そこで海と船に詳しい不思議な少女・スーと出会い、一緒にお祭りを楽しむ明乃とましろ、そして晴風クラスのメンバーたち。

 大和・信濃・紀伊など、超大型艦のクラスも集い、さまざまな出し物や競技に参加する中、また新たなピンチが迫っていた……!

『はいふり』は、一緒に晴風を操船するメンバーも重要かつ良い味しているキャラばかりで、レギュラーメンバーがもともと多い作品ですが、劇場版ではゲストキャラを含め、さらに大勢のキャラが登場します。

 各キャラはなかなか個性的ですし、下船時と操艦・戦闘時との性格や役割も似通せているので、初見の方でもお話についていけることでしょう。物語のカギを握るゲストキャラ・スーも、褐色・無邪気なロリキャラで、なかなかいい感じ。

 前半戦は日常パートがメインで、「早く乗艦しないかなぁ」などと感じる人もいるかもしれませんが、あけしろ(岬明乃・宗谷ましろ)のイチャつき・仲良しぶりがたまりません。その親密さ、理解の深さはもはや、恋人同士を乗り越え最早夫婦の域。いいぞ、もっとやれ。

 一方で、そのましろが他艦船の艦長へと推薦され、人知れず悩む……なんて展開をはらみつつ、ここで危機(公式サイトでは「ピンチ」とルビを振ります)発生。

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