アニメ『ソマリと森の神様』ソマリに初めて同世代の友達が!二人でお出かけするも…?第3話

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TVアニメ「ソマリと森の神様」公式サイト

 毎週ほんわかするのに切なくなる『ソマリと森の神様』。

 残り時間が少ないと分かっているが、先を急ぐにはお金がかかる。ということで立ち寄ったアリの穴街の飲食店で働くことになった

 旅をするのは自分が死んでしまう前にソマリを人間の家族に戻したいから。お金が必要なのはソマリを食べさせるため。全てがソマリのためであるゴーレムお父さん。

 お父さんが旅の先を急ぐ理由を知らないソマリは、自分との旅が終わってしまったらお父さんと離れ離れになってしまうのではないか、お父さんがそれを望んでいるのではないかと不安になってしまう。

 お父さんが働くことになったコキリラのお店には、キキーラというソマリと年齢の近そうな子供がいた。彼も両親が働いている中にソマリという遊び相手ができたことで喜び、二人はあっという間に仲良くなって一緒に遊ぶようになる。

 子供二人がはしゃぐと手が付けられないのはどの種族も同じこと。キキーラも何度も怒られているが、ソマリが叱られる理由が「自分の目の届かないところに行ってはいけない」というものであることに、キキーラは「厳しすぎるのでは?」と首をかしげる。
 
 人間が食べられてしまうことがある世界に大事な娘がフラリと出かけてしまうというのは、親からしたら(自覚がなくても)避けたいことだろう。ゴーレムの気持ちも理解できるが、理由を知らないものからみたら抑圧的に感じる部分もあるのかもしれない。

 だが、キキーラのお使いへの同行は彼の懇願によって実現することになる。キキーラはソマリにとって初めての年の近い友達だから無碍にしたくないという思いから許可を出したようだ。

 しかし、子供たち2人が出かけて何も起こらないはずがない。お使いは無事に終了したのだが、帰り道での他愛ない会話から、キキーラはソマリに夜覚の花を探しに行こうと提案する。この花を枯らさずに持ち帰ることができれば願いが叶うそうだ。

 お父さんとずっと一緒にいたいという願いをかなえるべく、ソマリとキキーラは土の下のものの世界へと足を延ばす。ナウシカのような世界のキラキラと光る胞子が映えた地下に足を踏み入れ夜覚の花を探す二人。

 その中で発見したそれを取っていざ戻ろうとしたとき、花を守ろうとしていたキノコのようなものに襲われそうになってしまう。その窮地を助けてくれたのは、なんだか怖そうな狼のような男だった。

 いったいこの狼はどんな人物なのか。街にソマリたちがやってきたころから警戒するようにこちらを見ていた彼は何が目的なのか。
(文-三澤凛)

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