アニメ『映像研には手を出すな!』「予算審議委員会」でアニメを発表!? ついに始まった制作活動の行方は?第3話

アニメ『映像研には手を出すな!』公式サイト

アニメは「設定が命」の浅草みどり、カリスマ読者モでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな美脚の金森さやか。
ダンジョンへ、戦場へ、宇宙へ--想像の翼を広げて、電撃3人娘が「最強の世界(映像)」を創り出す!

03 実績を打ち立てろ!
映像研の3人に与えられた部室は、天井も壁も穴だらけの古い倉庫。まずは修理が必要である。作業を始めた浅草は宇宙船の修復訓練を夢想する。そして3人は、「予算審議委員会」でアニメを発表し、活動をアピールすることを決める。浅草のスケッチから舞台設定を選んで構想を練る3人。浅草は戦車を発案。水崎は作画の“演技”にこだわる。そして、プロデューサー的視点を持つ金森は、浅草と水崎の創作へのエネルギーを焚きつける。

 穴だらけの部室の改修に追われる3人。だがそんな作業をはじめた浅草は宇宙船の修復を夢想する。スペースデブリのせいで空いた穴をふさいでいたら他のデブリがやってくる! と思ったら現実で雹がふってきたことでハシゴが倒れて大ピンチ。辛いはずの作業すらも、楽しんで行えるのは、その先に待っている夢があるからだろう。

 彼女たちが本当に作りたいアニメを作るためには予算が必要。そこでまずは、予算委員審議会で見せるプレゼン用の作品を製作し、支給最高額6万をゲットすることにした。

 アニメ制作に関しての技術は浅草氏と水崎氏が長けている。だがそれ以外のことは苦手を通り越して無関心。その穴を埋めるのが、金儲けと企画に強い金森氏だ。スケジュールや人心掌握を買って出て計画は進んでいく。

 残り時間55日。その間に5分ないし、3分程度の派手で見ごたえのあるアニメーションを作成する必要がある。そこで浅草氏のもつネタ帳からアイデアをピックアップしていくと、マチェットを武器に戦車と対峙する女子高生という、大まかな世界観や設定が見えてきた。

 今回は、それぞれの作画のこだわりが爆発するシーンは見ごたえがあった。水崎氏のいうように、アニメーションは動かしてなんぼだ。この作品見ると、物作りをする人の熱い気持ちやどんなこだわりがあるのかがビシビシと伝わってくる。他の青春部活アニメと一線を画している気がする。

 彼女たちのほとばしる熱量から生み出される作品を早く見たい。
(文=三澤凛)

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