アニメ『魔入りました！入間くん』入間くんはもう魔界が快適に？第16話

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　悪魔たちと楽しく過ごす魔界学園ファンタジー『魔入りました！入間くん』！！第16話がオンエアされた。

第16話「前夜祭」

　キリヲが語った「野望」。魔力が弱い悪魔も強い悪魔も関係ない、上下関係のない世界――に共感した入間は師団披露（バトラパーティー）で特賞を狙おうと宣言。自分たちが特賞をとれば、ハイランクの悪魔から魔具研究師団、そしてキリヲの努力も注目されるはず…。ついに始まった前夜祭では、屋台や出し物など、お楽しみが盛りだくさん！ しかしその裏で、入間たちが準備していた花火の玉がなくなっていて…？

　とうとう始まったバトラパーティ。今回は前夜祭での出来事が描かれます。前回キリヲ先輩の語った野望に感銘を受けた入間くんは、アズ君たちにも自分たちの花火で特賞を狙いたい旨を伝える。

　アズくんは入間君が頑張ってると感動して余計に燃える所が最高だよね。一度懐くと永遠に懐いてくれる大型犬みたいでかわいい。もちろんクララも入間くんが望むことだし楽しいことには大賛成。

　しかし、入間君たちは先輩の本当の野望を知らず、前夜祭をまずは楽しむことにする。バトラパーティは人間界でいうところの文化祭のようなもの。それぞれが出している展示や出店を冷やかしながら学校を回っていると、クラスメイトたちと会う。

　最初は色者扱いされたりで遠巻きだったクラスメイトともだいぶ打ち解けた。サブロックくんも、なんだかんだで入間君のことを認めてくれたようだ。

　色々な人たちに会い、いろんなバトラを覗いてバトラパーティを満喫していた入間達だが、自分たちの持ち場に戻っても先輩はまだ戻っていない。そこで本番でスムーズに打ち上げができるようにと3人で手順を確認することに。

　まだ本番ではないのにクララが誤って火をつけてしまい、あわやとんでもないタイミングで打ち上げスタートしてしまいそうだったが、なぜか花火は打ちあがらなかった。不審になって調べてみると、みんなで作った花火が行方不明になっていることが発覚。

　先輩も見つからないことから、先輩が何かしらの理由で花火を持っていなくなったのでは？　という憶測がたつも、先輩を信じ切っている入間くんは何か理由があるかもしれないから待とう。と天使モード全開。

　だが入間の信じる気持ちもむなしく、花火を持ち出したのはやっぱり先輩。彼は秘密の隠し部屋で作戦決行の時を待っていた。いつもは吐血ばかりしている彼だが、この計画の時だけのブラックモード。ちょっと色気が出るのはなんなのか。

　彼が首に着けていた魔具を壊すと、学校は謎の結界らしきものが出現し、その場から出られなくなってしまう。入間くんとアズ君たちも、すぐ隣にいるのに見えない壁でお互いが触れられない状態になってしまう。

　確実な悪意を持って学校全体に対して行動を起こしたキリヲ先輩。まだまだ状況を把握していない入間くんたちだが、先輩を慕っているこの3人がキリヲがこのバトラパーティをぶち壊そうとしていることを知ったら、どんなに傷つくことか。

　おじいちゃんの拘束もまだ続いているようだが、これは「嫌がる人間を無理やりつれてきた」というのが彼の罪を重くしているらしい。入間くんはもうほぼ望んで魔界にいることを知ったらその誤解は解けるのだろうか。
（文=三澤凛）