アニメ『あひるの空』北住との練習試合スタート！　クズ校の実力に相手も本気に!?

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　向武史原作のバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿を瑞々しく鮮やかに描いたバスケットボール漫画、「あひるの空」（週刊少年マガジン連載/講談社）。
累計部数2400万部を超える大人気作品が、連載開始から15年、待望の初テレビアニメ化！ 第15話がオンエアされた。

男の心意気
北住吉高校との練習試合が始まった。たまたま通りがかり、練習試合を見学に来た丸高の常盤から、北住のフォワード・蒲地太郎の実力を教えられた空は気を引き締める。弱点を克服しした空をはじめ、新メンバーも加入しクズ高の実力が上がっていると確信した常盤。一方、北住吉高校もクズ高の実力に気づき、“戦闘態勢”に入っていく。

　とうとう練習試合当日！　丸高の常盤は、バンドの練習に出かけようとしていたのだが、空たちの対戦相手の北住の太郎を発見してクズ高との練習試合を観戦することに。

　空は久しぶりにあった常盤に「前までの自分たちとは違う」と宣言。それほどまでにクズ高もチームとしても仕上がってきている。波乱続きだったゴールデンウイーク中にいくつもの壁を超えた分の成果は果たして出すことはできるのか!?

　ちなみに今回の試合には色々な思惑も絡んでいる。太郎と奈緒が幼馴染。その関係性もあり、練習試合開催にこじつけたのだが、この太郎が奈緒に好意をもっている。さらに千秋も奈緒のことが好きのようだ。

　だが奈緒はどうやら空に興味津々。しかし、その空は円に好意を寄せている。しかも太郎は奈緒が空に気があることに薄々気付いている様子。バスケだけではなく、恋路まで絡んでいるようだ。

　さらに住高の小西は、千秋と百春の中学時代のバスケの後輩。しかし彼は従順な後輩というわけではなく「一度ドロップアウトした輩が簡単に復帰できるものではない」と二人に対して喧嘩腰。穏やかな雰囲気ではない。

　色々な因縁を抱えながらも、試合スタート。北住も最初はコーチが乗り気ではなく遊び程度と考えていた、だが現在のクズ高の実力を感じると、侮ることをやめて真正面から迎え撃つことに。
　
　敵を本気にさせるほどの力を見せるクズ高。前まではドリブルもまともにできなかったチャッキーたちが、彼らなりの成長を見せているところがグッとくる。北住との試合の行方やいかに!?
（文＝三澤凛）