アニメ『空挺ドラゴンズ』タキタの目の前に現れた“手乗り龍”! 全体を巻き込んだ大騒動の決着は?第2話

アニメ「空挺ドラゴンズ」公式サイトより

 空の覇者、龍<ドラゴン>。
その存在は多くの地上の人々にとっては脅威・災害であり、
同時に薬や油、そして食用としての価値がある“宝の山”でもあった。
そんな龍<ドラゴン>を狩る存在がいた。
捕龍船を操り、空を駆け、龍を狩り、旅をする。
彼らは「龍捕り」。
これはその中の一艇“クィン・ザザ号”とそのクルー達の物語である。

第2話『賞金と極小龍の悪魔風』

クィン・ザザ号に乗り込んでから3ヶ月経ち、新人のタキタも少しずつ仕事に慣れてきた。そんな彼女が甲板でひとり風に当たっていると、手すりに奇妙な鳥が。……いや、違う。龍だ! 鳥のような小ささでも龍は龍。捕まえればかなりの儲けに違いない!! タキタは甲板から船内へと紛れ込んだ龍を密かに捕獲しようと奮闘する。しかし、なかなか見つけられずにいるうち、ギブスが何者かに襲われ負傷。事態は船全体を巻き込んだ、大騒動へと発展する。

 今回は主人公のタキタがメイン。さらに彼女を取り巻く環境、クィン・ザザの暮らしについて少し触れられた。

 彼女は船にのって3か月が経過したところ……、というまだまだ新米乗組員。龍の狙撃の腕も、上達はしているが、まだ実弾を撃たせるわけにはいかないレベル。同時期入団のジローが戦力となっているだけに悔しい思いもしているよう。だが、めげずに明るい性格が皆から愛されているようだった。

 今回も大きな捕り物があり、みなで寝ずに搾油。これが捕龍船の主な収入源だが、船には莫大な維持費ががかかる。そのため、支給される給金も命がけの割りには少なく、さらにタキタは乗船の際に支度金をもらっていたので、その返済もある。手元に残るのは雀の涙程度だった。悲惨。

 まずは借金返済を志すタキタ。その彼女の前に、見たことがない小型の龍が現れた。売れば少しは借金の足しになると捕獲を試みるが失敗。船内でドタバタしているうちにギブスがミニ龍に噛まれて負傷し、ミカやジローも巻き込む一騒動に発展する。
 
 被害者がいるため、船員も及び腰。さらに疲れもあるので積極的に参加する人も少ない。それでも船の平穏のためにも奮闘すると、ついに龍の油の保管部屋でミニ龍を発見。みごと3人のチームプレーでで捕獲できた。

 ミニ龍はコックのヨシさんの手によって、出来上がった姿がまるで悪魔のように見える「悪魔風(ディアボロ)」に料理されることになった。背開きにして調味料を加えて漬けおき、揚げ焼きをした「極小龍の悪魔風」。皮はパリパリ、身がホロホロ。龍じゃなくてもかなり美味しそうだ。また解体中、龍には“震臓”があるため、空を飛べるということも判明した。

 クイン・ザザ号にプチトラブルを巻き起こしたミニ龍。サイズがサイズだけに、売っても二束三文だと思われていたが、あれは市場では20億で取引されるとても珍しい種族と発覚。 生かしたまま捕らえ、地上に連れ帰っていたらもしかしたらタキタは借金が全額返済できていたかも!? 

 一大チャンスを逃してしまったタキタを乗せて、クイン・ザザ号は空を行く。次はどんな物語が待っているのだろうか?
(文=三澤凛)

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