アニメ『A3!(エースリー)』舞台関係者が唖然?設定に無理がありすぎてめちゃくちゃ!でもそれが魅力な第1話

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アニメ「A3!(エースリー)」公式サイトより

 大人気イケメン役者育成ゲーム『A3!』が待望のアニメ化! 第1話がオンエアされた。

#01        満開の未来へ

 立花いづみは父が旗揚げした劇団「MANKAIカンパニー」を守るため、団員の佐久間咲也らと共に新団員を探すことに。

 ソシャゲ系ゲームのアニメ化は、元々のファンじゃないとキャラクターの量と世界観の説明不足に置いてけぼり感が出てしまうことが多い。今回もそうなるかなぁと思って恐る恐る視聴。

 なんというか、そこじゃないのは分かってるんだけれども突っ込みどころが多すぎる。というのが1話全体を見た感想。イケメンがどうだ、構成がどうだというか、一般的におかしいだろと突っ込みたくなったのはキャラクター達のスピード感覚。

 昨日所属した劇団員の初ステージが翌日ってどういうことだ。前日にリハーサルとかやらないのだろうか。しかもスタッフもいないのに。照明あてたの誰だ? ワクワクしてたわりにお前客1人も呼んでないのかよ!! 

 そういう世界観だからと言われたらそれまでなのだが、これで舞台を勘違いする若者が増えたらどうするのだろう。そういえば知り合いの舞台出身者(オタク)が、この作品は設定が受け付けられなくて途中でやめたって言ってたのを思い出した。

 極端にしないと、分かりやすさやイベント性が損なわれてしまうというのもあるのだろうが「合格したから明日ステージにたって客前で芝居してね」というのは無茶な話でしかない。こんなのは素人にも分かるはずだ。
 
 行方不明になっている父親宛の手紙を頼りにやってきた主人公のいづみは、突然この1日で舞台に立ったという素人同然の咲也の舞台を成り行きで見ることになり、さらに彼の所属するMANKAIカンパニーの危機を回避するために走り回ることになる。

 団員のための寮も完備してあり、専用劇場までも持つ劇団。もちろん維持費はだいぶかかるだろう。それゆえに借金がかさみまさに咲也がデビューする今日に取り壊されるというのだ。

 兎にも角にも劇場支配人松川といづみ、咲也は解体を請け負っているヤクザのような人たちから日没までの猶予をもらい、あと2人新規の団員を見つけてきたら今日の解体はなしにするといわれ、全くあてもなく街中を奔走する。

 街中を探したところで、普通ならば劇団員にちょうどなりたかったっす! どこでもいいから入りたいです! っていう人は転がっていない。だけど転がっている。見つかるのがこの世界。
 
 たまたま咲也は舞台に立つ前に、寮付きで入れる劇団を探していた男を見かけていた。その人が同じところにとどまる可能性めっちゃ低いはずだけれども都合よくその男はまだ町におり彼に声をかけることに成功。

 さらにはいづみに一目ぼれをした男がいづみ目当てに入団を希望という奇跡が起き、彼らは当日の取り壊しを免れることができた。しかし、さすがにそれで済むはずもなく、劇団存続のために厳しい条件を突きつけられてしまう。

 その条件というのが「来月中に旗揚げ公演を行う事」「千秋楽を満員で終えること」「年内に4ユニットで公演を成功させること」「一千万の借金を1年以内に完済すること」と無茶としか言いようがないものばかり……。

 さらにもう一つの条件は、いづみが総監督を務めるという事。絶対無理だろ~という暗雲立ち込めるMANKAIカンパニーに強制的にかかわることになってしまったいづみ。

 裏方スタッフもいない、演技もほぼ素人な役者だけが集まって一体何ができるのか?! 突っ込みどころはやはり満載だが色々な意味で見ごたえはありそうだ。ついていけなくなるまで見続けてみよう。
(文-三澤凛)

アニメ『A3!(エースリー)』舞台関係者が唖然?設定に無理がありすぎてめちゃくちゃ!でもそれが魅力な第1話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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