アニメ『空挺ドラゴンズ』龍を捕獲し食べながら広大なる空を進めクイン・ザザ号!

アニメ「空挺ドラゴンズ」公式サイトより

 空の覇者、龍<ドラゴン>。
その存在は多くの地上の人々にとっては脅威・災害であり、
同時に薬や油、そして食用としての価値がある“宝の山”でもあった。
そんな龍<ドラゴン>を狩る存在がいた。
捕龍船を操り、空を駆け、龍を狩り、旅をする。
彼らは「龍捕り」。
これはその中の一艇“クィン・ザザ号”とそのクルー達の物語である。

第1話『クィン・ザザ号』

捕らえた龍を解体し、それを売って、旅をする……今はその数も少なくなった、現役の捕龍船クィン・ザザ号。新人のタキタは、ミカ達ベテラン船員の鮮やかな龍捕おろちとりを目の当たりにし息を飲む。その後、一行は早速近くの市まちに降りて龍の肉や油を人々に売り捌く。久々の地上で、船員たちはほっと一息。だがそれも束の間、新たな龍が現れ、隣市となりまちが危険との情報が! やがて遭遇した龍は、クィン・ザザ号に対してやけに好戦的な態度を示す。その理由とは……?


 捕龍船クイン・ザザ号。船員たちは帰る場所をもたず、龍を捕らえ、それを解体、販売しつつ生計を立てている。

 新人女性船員タキタと、捕獲の際に先頭に立つなど活躍したミカという男性をメインに物語は進行する。

 この日も無事に龍を捕獲する成功した一行。解体を行いつつ、地上での取引を行う。龍の捕獲は危険な仕事だ。しかし、地上に住む人間たちからすれば油や肉を欲するものの、街に入るのは遠慮してもらいたいといわれるなど、疎まれる存在のようだ。この日も、待ちでの宿泊を無下に断られてしまう。

 その交渉を尻目にミカは残っている龍を使って料理開始。つまみ食いした際にステーキにするのに向いていると判断した彼は手早く焼いた肉をパンに挟むステーキサンドを作成。タキタや船員たちの「一口ほしい」との声を無視し、独り占め。たしかに美味そうだ。

 そんな歓談をしていると、隣市にも龍が出たという情報が入る。今まで彼らに泊める宿はない、早く出ていけと言っていた住人たちだが、こうなっては話が違うとばかりに退治を依頼。手のひらの返しっぷりに辟易しつつも、彼らは再度空に向かう。もちろん、ここで住民に恩を売り、戻ってきたら食事と宿の提供を約束させるのは忘れない。

 現れた2匹目の龍はやたらと好戦的。捕龍船を積極的に攻撃する。その龍を前にしたミカは「先に捕獲した龍と同じ匂いがする」と指摘。この龍は母親で子供を奪った彼らに仕返しにきたと話す。

 怒った母親のパワーはすさまじく、苦戦を強いられる。メンバーは攻撃力が高い武器での攻撃を提案するが、味が落ちると拒否しつつ、ミカが特攻。あと一歩まで追い詰める。しかし結局は彼は龍の前に敗れ、その嫌な方法で撃退することになった。

 地上に戻った彼らは約束通りの宿と料理を堪能。ミカはここで母親の龍を食べるも、その顔は……。

 捕龍船クイン・ザザ号は今後、どんな街に行くのだろうか。いずれ、タキタら船員たちの乗船理由などにも焦点を当ててもらいたい。

(文=三澤凛)

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