アニメ『ネコぱら』完全萌えに振り切りかわいさ満載！猫耳満載な第１話

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　イラストレーター・さよりが企画・制作したビジュアルノベルゲーム待望のアニメ化！
かわいい人型のネコたちがご主人さまと一緒に暮らすハートフルコメディ『ネコぱら』の第1話がオンエアされた。

第1話　ようこそ、ラ・ソレイユヘ！

　水無月嘉祥は実家を出て、人型ネコのショコラとバニラとパティスリ『ラ・ソレイユ』をオープンした。妹の時雨や二匹のお姉さんネコであるアズキ、メイプル、シナモン、ココナツも手伝いにきてくれ、楽しくもにぎやかな生活を送っていた。ある日、ショコラはおつかいの途中で見知らぬ仔ネコに出会う…。

　コッテコテの萌え系アニメがきたー！　猫が好き！ かわいい女の子が好き！ それならもうこれ見ておけば大丈夫！　

　敏感に動くかわいいお耳。感情豊かに揺れるしっぽ。そして２本足で歩くとっても素敵な生き物。それがこの世界の猫。二本足で歩く？私の知っている猫ではな気がするがそんな猫ちゃんが接客してくれるのが、「ラ・ソレイユ」なのだ。

　水無月嘉祥が実家を出てオープンしたのがその店だが、一人で回そうと思っていたところに実家からついてきた飼い猫、ショコラとバニラを加えてオープンしたのだ。

　同じベッドで寝起きするショコラとバニラがゴロゴロしながら身支度を整えると、ご主人様が朝食を用意して迎えてくれる。この起床シーンだけで5分以上使う気合の入れよう。ちなみにどんなに美少女が複数で寝ていても、こんなかわいらしい寝起きにはならない。この子たちがにゃんこだからこんなに萌えな起床になるのである。

　単なるベーコンエッグも最高においしそうに喜んで食べてくれる二匹。これなら作り甲斐がある。
　
　このご主人も人畜無害そうな顔をしているが、この二匹がついてきたのをいいことにかわいらしいフリフリの制服を着せ、客の人気が得られるように雇うあたり、よく分かっている。猫には甘いと自認しているが、猫とは……？　という気持ちにだんだんなってくる。

　　場面はかわって、思いっきり和風の家へ。番組冒頭にでてきた和服の女の子、時雨。キッチンでは手際よく料理をするアズキ。そして炊飯器をしっかり見張っているのはココナツ。この家の朝食は猫たちが当番制でまかされているらしい。猫とは……？

　さらに家のトイレでは別の猫たちがひと騒動起こしていた。大家族の朝の風景にはつきもののトイレ争奪戦。トイレ前で涙目で順番待ちしているのはシナモン。中に先に入っているのはメイプル。毎朝この騒動が起こっているようで、トイレしつけ問題があるようだ。

　喧嘩を開始するココナツとアズキを横目に、メイプルとシナモンはラ・ソレイユへ向かう。ちゃんと電車に乗る猫ちゃんたち。

　この世界では猫は飼い主と一緒でないと外出ができないらしいが、鈴がついた猫は個人的に外出することができるようになるという。しかしそれには難しいテストがあるというのだ。つまりご主人と時雨が飼っている猫ちゃんたちはみんなおりこうさんということだ。

　二人が到着すると、ショコラたちとバトンタッチ。このお店の制服、胸元が露出しているデザインなんですね。ご主人の趣味なのかな……。一見すると確実に健全なお店ではない感じだけれども。
　
　百合要素が多いアニメだが、その中でもシナモンはアクが強め。彼女はシナモンと自分で百合百合している妄想をして潤ってしまうらしい。この変態具合はファンがつきそうだ。

　晩御飯の時間前にはお店の営業は終了らしく、シナモンたちはおうちに帰る。お土産にカツオのたたきを持ってきていたらしいが、ラ・ソレイユにはポン酢がないとのことでショコラが買いに出ることに。

　途中で通りかかった公園で、小さな子猫を発見するショコラ。話しかけても無反応だが、お腹を鳴らす子猫にチョコレートを差し出す。食べずにその子猫は逃げてしまうが、帰り道に再度寄ってみるとチョコレートの中身はなくなっていた。

　本当にそんなに遠くまで行かないといけないのか、というくらいに時間経過があってポン酢を買って帰宅したショコラ。するといつの間にか迷子の子猫がくっついてきていたのだった！

　いったいこの子猫ちゃんはどこの子？！　かわいいに全振りした萌えアニメ、一週間の癒しタイムとして楽しみにしたい。
（文=三澤凛）