実写版『CATS』が完全に変態映画? ケモナー歓喜の予感がプンプン漂う……

実写版『CATS』が完全に変態映画? ケモナー歓喜の予感がプンプン漂う……の画像1
映画『CATS』公式サイトより

 実写版『CATS』がやばい! 日本では劇団四季によるミュージカルでおなじみの『CATS』だが、原作が、T・S・エリオットによる詩集『キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法』であることは意外と知られていない。1981年には『オペラ座の怪人』などで知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲、『レ・ミゼラブル』のキャメロン・マッキントッシュがプロデュースを手がけたミュージカルがロンドンで初めて上演され、以降、世界各国でロングラン上演を重ねている。“世界でもっとも成功したミュージカル作品”とされており、全世界での観客動員数は8,100万人を突破した。

  そんな作品がいよいよ実写映画になった。『レ・ミゼラブル』で知られるトム・フーパー監督による実写版は、2019年12月18日からアメリカで公開されている(日本では1月24日から公開)。

 ところが北米でのワールドプレミア以降、批評家筋からは悲惨な反応が相次いでいると話題になっているのだ。英語圏のSNSでは、「猫たちがホルモンを爆発させている」とか、「これまで知られてなかったポルノのジャンルにうっかり遭遇したような体験」と、なにやらおどろおどろしい感想が次々と寄せられている。

 なぜそんな感想が寄せられるのか。すでにYouTubeにもアップされている予告編を見れば多くの人が納得するはずだ。

 そう、「ケモナー」の人にとって、本作はとてつもなくエロいのである。「ケモナー」というのは、簡単にいえば“動物の擬人化”を扱うジャンル。さまざまな段階があるが、単に猫耳が生えているようなのが好きな人もいれば、より動物に近いほうが興奮する人もいる。そして、なぜか欧米圏ではこのジャンルのポルノがものすごく多く、変態の一ジャンルとして確立している。

 そんな中に投じられた実写版『CATS』。リアリティを追求したゆえにか猫たちが人間らしく獣らしく、実在しているかのように動いている。そして雌猫はガチでエロい。

  こんな映画が日本に上陸したら、どんなことになるのか。おそらくは、みんな妙に欲情した顔で映画館から出てくるに違いない。これは変態性欲の黒船到来か?

(文=大居 候)

実写版『CATS』が完全に変態映画? ケモナー歓喜の予感がプンプン漂う……のページです。おたぽるは、映画その他の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!