『ドラえもん』の“役に立たない”ひみつ道具3選 「荷物はこび用荷物」はただのお荷物……

●うそつきかがみ

 まずは「うそつきかがみ」から。名前の通りウソばかりつく鏡であり、鏡の前に立った人物を美化して映し出す。もちろんのび太も例外ではなく、美少年化されて鏡に映った自分こそ真実の姿だと思い込んでしまう。また自ら喋ることができるうそつきかがみは、お世辞も上手いため、使う人がうそつきかがみに依存するという問題点も持つ。

 危険性をはらんだうそつきかがみに、ファンからは「怖くて使えんわ!」「夢や希望を与える道具ではなく人間の欲深さを浮き彫りにする道具」「そもそも名前からしてヤバい感じが漂ってる」といった声が。

 ちなみにうそつきかがみは、2018年8月放送のアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)にも登場している。各キャラが美化された結果、ドラえもんは原型を留めないほど細マッチョ化。うそつきかがみの危うさを知るドラえもん自身が、イケメンとなった自分の姿に頬を緩めていた。

●けんかてぶくろ

 お次はうそつきかがみと同様に、名前から危険な香りが漂っている「けんかてぶくろ」。手袋とはいえ、形はボクシングのグローブに似ていて、手に装着すると自分の顔を殴って“1人でケンカができる”という実に意味不明なひみつ道具だ。ドラえもんが四次元ポケットの中身を整理する際にしれっと登場したアイテムで、けんかてぶくろをつけてしまったのび太は自らを激しい勢いでボカボカと殴って目が☆になっている。

 けんかてぶくろはドラえもんからも役に立たない道具と判定されており、その他の使えないひみつ道具と一緒に地面に埋められてしまうことに。ネット上では「ドM専用のひみつ道具でワロタ」「いくらなんでも使い物にならないにもほどがあるwww」「自分で自分を殴る姿や発想そのものがシュール」「ひみつ道具なのに使えない判定されて埋められるって面白すぎでしょ」などの反応が寄せられていた。

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