アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』身食いだからこそ役に立てることを発見?第13話

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『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

 本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』。第13 話が開幕する。

第十三章 巫女見習いという選択肢
 神殿の巫女見習いになりたいと言うマインに、激怒するギュンター。神官や巫女見習いは孤児がなるもの。しかも神殿に住み込みで、きつい仕事をしなければならないらしい。マインは、巫女見習いになるのを諦めることにする。そして再び神殿へやって来たマインは、神殿長と神官長のフェルディナンドに、巫女見習いの話を断ろうとするが……。そこで思わぬことが起こってしまう。

 巫女見習いという道に進めば、本に囲まれて生活することができるという短絡的な希望を抱いて家に帰る。そして家族を説得しようとするも、父の怒声が飛ぶ。

 なんでも神殿に務めているのは孤児が多いようで、さらに住み込み・激務という労働条件を課される。体が弱く、家族の元にいることを選んだマインには到底選択させられないという職業だ。

 家族全体の反対を受け、マインも巫女見習いという選択肢は断ることに決意。ルッツにもそのことを報告すると、それがいいという答えを得る。

 一度断りを入れるため、さらに本を読ませてもらうためにもう一度神殿へと向かうマイン。そこで彼女を迎えてくれたのは神官長。いつもエンディング後に姿を見せるあの人だ。

 彼はマインに本を読み聞かせようとしてくれたが、マインは物語を聞きたいのではなく本が読みたいのだと告げて神官長の膝の上で本を読み、単語を教えてもらうことができた。神官長側も、一つの単語を教えると他の単語についても理解がはやいマインを気にいったようだ。

 そこに神殿長がやってきて、マインの返事を聞こうとしたが彼女の返事はNO。その理由が親からの反対と、自身の体の弱さによるもの。さらには身食いが原因だということを知った神殿側はざわつく。
 
 身食いと聞いて突如聖杯が持ち込まれ、それにマインが触れると光が聖杯を包み、マインに両親を連れてくるようにと神殿側は告げる。目まぐるしすぎて何が起こったかはわかないけれども、また何かをやらかした感だけはひしひしと感じるマイン。

 神殿からの帰り道にはベンノに呼び出され、現在の経緯を詳細に求められる。そこで自分でもわからないなりに全てを話すとやはり怒られ、神殿の仕組みについて教えてくれた。孤児だけが働いているわけではなく、貴族の子供もいること。それは衣服の違いから見て取れること、だがマインがもし神殿で働くとしたら孤児のほうに入れられることは目に見えていること。マインが最後に触れさせられた聖杯は魔術具であり、身食いの魔力を吸い取ることができるものだというのだ。

 現在貴族の数が減っており、神殿に務める貴族も減っている。そのために神殿は魔力を求めておりマインの身食いとして提供できる魔力は魅力的だし、マイン自身の延命にもつながる。
とにかく、自分が望まれる存在だということ、両親への招待状を受け取ってしまっていることから神殿への招集が避けられないのであれば、それを受けて立つだけの準備をするための知識をベンノは授けてくれた。
 
 いつの間にかベンノにとってはマインは娘のような存在になっており、大切に思われていた。家族はもちろん、ベンノもルッツもフリーダも彼女の周りにいる人はみなマインを大事に思っている。特にルッツは家族よりも様々な事情を理解しながらも、常にマインの味方でいてくれる。彼の「マインのそばで一緒に本を作りたい」という涙にはグッときた。

 次週、1期最終回。マインは神殿に行くのか? どのような未来が彼女をまっているのか?!
(文=三澤凛)

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