エロアニメで観るエロゲーの世界 vol.74

『DISCODE 異常性愛』常軌を逸したニンフォマニアなヒロインたち!闇墜ちしていく衝撃的なラストがすげぇ!

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 人気アニメシリーズの『プリキュア』の最新作『ヒーリングっど♥プリキュア』のキャストが発表された。悠木碧をはじめ、人気実力派声優が勢ぞろいさせてしまうのは、さすがは東映を代表させるメガコンテンツだ。

 さて、いまでこそ東映は『仮面ライダー』や『プリキュア』などファミリー向けの映画をたくさん制作しているが、1960年から70年代にかけ、成人映画をたくさん制作し、一時代を築いていた。それらは「東映ポルノ」と呼ばれ、「日活ロマンポルノ」と双璧をなしていたのだ。

 さて、そんな「東映ポルノ」の人気シリーズに「異常性愛路線」というエログロよりの成人映画があった。良く知られているのは、その1発目に制作された『徳川女系図』だ。この映画は大手映画会社が初めて手掛けた成人映画である。1969年の『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』まで全9作が作られた。

 さて、そんな「異常性愛路線」だが、”異常性愛”をタイトルに掲げたエロゲーが存在する。同人にはなるが、ソフトさ~くるクレージュが2002年にリリースした『DISCODE 異常性愛』シリーズである。同人(インディーズ)とは思えないほどのハイクオリティな作画と塗り、そしてインモラルなシナリオでエロゲーマーを魅了した初期エロゲーの名作だ。

 そんな『DISCODE 異常性愛』だが、メディアバンクよりエロアニメ化もされている。全3巻だ。

 演出の都合上か、エロアニメ版は原作と時系列を組み替えて作られている。1~2巻までが、メインヒロインの二葉と鏡華の現在の状況を説明するためのフラッシュバックで、3巻から時間が動き出すといった感じだ。

 『DISCODE 異常性愛』の特徴は二葉がふたなり(両性具有)ということと、ヒロインの二人ともがニンフォマニアというべき色情狂ということだ。二葉はドM属性であり、鏡華はMよりのSといったところか。

 二葉はふたなりのせいか、とにかく性欲が異常に強い。日常生活でもすぐに我慢ができなくなり、ひとり女子トイレや公園で処理している。思いを寄せる男子との電話の最中でさえもだ。性欲を処理するのは男性器のほうであり、精液の量が目を疑うほどに多い。そんな二葉の異常性を見抜き、転校生である鏡華は彼女に近づき、共に狂気の世界に墜ちていく。

 鏡華がまたとんでもない変態である。乱交は当たり前。ついには学校で公開オナニーまで披露し問題となる。それをもみ消すために先生たちの性奴隷になるのだが、結局鏡華は転校し、その先で出会うのが二葉である。

 二葉は鏡華に会う前からすでに普通ではないが、彼女と出会ってしまったがために、その異常性がさらにグレードアップしてしまう。貞操帯で性欲管理をさりたり、好きなクラスメイト男子を目の前で鏡華にNTRされたり、町で拾われたチンピラに3Pさせられたり、加速度的に常軌を逸していく。

 最終的に彼女は完全に壊れてしまい、衝撃的なラストをもって物語は終息する。

 内容としては鬱ゲーのようだが、本来原作の持つ抜きゲー的描写はふんだんに用意され、1巻20分という尺の短さの割には非常に上手くまとめられていて、違和感がない。作画も原作同様、かなりのクオリティだ。乱れなどほとんどない。

 各巻ごとにヒロインの登場比率が異なるので、できるなら3巻全て観よう。ふたなり系を観たことがないという方には特に、エロと作画のクオリティの点からぜひ本作をお勧めする。
(文=穴リスト猫)

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