この年末の忙しい時に、ちゃんとプレイできている人が羨ましすぎるのです。ついに発売されてしまったPlayStation 4用『新サクラ大戦』(セガゲームス)を。
かつて『サクラ大戦』が発売された時は、まだプレステとセガサターンの争いに決着がついておらず、プレステしか持っていなかった筆者は悔しい思いをしたのが、昨日のことのように思い出されます。
もっとも、当時は大学生だったので、サターンがなくともソフトが1本あれば、サークルの部室とか友達の家でみんなでワイワイガヤガヤと楽しめたんですけどね。
そう、そうやって『同級生2』とか『バーチャコール3』とか、それから『女郎蜘蛛』も全クリアしたんですよね。あの頃、エロゲーやギャルゲーは、みんなで楽しむものでした。
それから20年以上の月日を経ての『新サクラ大戦』発売。まだ、オープニング部分くらいしか触っておりませんのでレビューをするのは困難です。しかし、すでに主題歌は手に入れているので、終わらない年末進行の中で何度もリピートして寝落ちするのを防いでいます。
正直、キャラクターデザインが久保帯人になったと知った時にはギョッとしました。でも、決して嫌いにはなりませんでした。なるほど、決して過去作の客の財布をもう一度狙うような低俗な意志で製作しているのではないという意気込みが見えたからです。
実際、新たなキャラデザによる帝国華撃団が、これからどのように需要されていくかはわかりません。今のところ実際にゲームをプレイしているのは、SNSでもリアル友人でも年齢層が高めなような気がします。ただ、すでにテレビアニメの放送も決まっているわけですから、本当の勝負はここでしょう。
テレビアニメが成功すれば、新たに若いファン層を掴み、再び息の長い作品になっていくのではないかと思っているのです。
まだまだ期待値の高い『新サクラ大戦』。でも、大学生の時みたいに友達と一緒にワイワイと楽しむことができないのは、どこか残念無念です。
(文=昼間 たかし)
『新サクラ大戦』の正念場はこれから テレビアニメで若いファン層を掴めるか?のページです。おたぽるは、騒動・話題、ゲーム、昼間たかし、サクラ大戦、新サクラ大戦の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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