魅力的なボードゲームの世界に引き込まれた女子高生が、ゲームを通して仲間との友情を深め、成長していく青春ストーリー第12話がオンエアされた。
第12話 「私たちの大好きな場所」
終業式の日。美姫は、綾、翠、エミーと出会えたことでとても楽しい一年間だったと振り返る。だが二年生になればクラスが変わってしまう。それが寂しくてずっとこのままでいたいと思う美姫だったが、翠も綾もエミーも将来の夢に向かって歩み始めていた。立ち止まっているのは自分だけと感じた美姫は一人取り残されたような疎外感に見舞われてしまうのだが……。
あっという間だった1年。これから、エミーはドイツに戻ってゲームデザイナーの夢のために動き出し、コンペの結果は残念だったものの、翠は近い将来アメリカに行くことを決意。綾もふんわりとしてはいるが、未来に大きな希望を持っていることを口にしていた。
誰もが眩しい未来に思いをはせている。だけど、自分は今このままの場所にとどまりたいと思っている。そのことに疎外感を感じて落ち込んでしまう美姫。
不安な気持ちからひとりでいることがさみしくなり、みんなに会いたくなるも不在。さらに気持ちが落ち込んでいく……。
結局新しく買ったボードゲームを眺めていた。そのゲームに書いてある絵柄が小さなころに父が買ってくれた「もじゃりん」と名付けたぬいぐるみに似ていた。それを相手に自分の気持ちを吐露する。その告白をメンバーは聞いていた。ほかのみんなも大なり小なりの不安と期待を抱えているものの、絆が変わることはないと慰める。
そして、美姫が一人で遊んでいたゲーム「ナンジャモンジャ」をプレイすることに。このゲームは変な生き物に名前を付けるゲーム。ルールはこちら
• シャッフルしたカードを山札にする
• 自分の番になったら上から一枚オープンしてその生き物に名前をつける
• これを順番に繰りかえして、もう既に名前がついている生き物がでたらその名前をすぐさま呼ぶ
• 一番早く名前を呼んだ人がカードを全部もらえる
• 一番カードを集めた人が勝ち
このゲームに思い入れが強い美姫は圧倒的な強さを見せる。そして一通りゲームを楽しんだ後に彼女たちは実感する。
「私たちにはゲームがある。だから離れ離れになっても大丈夫」と。離れても集まれるようにこの4人の倶楽部を作ることに。
その倶楽部の名前が「放課後さいころ倶楽部」。これからも「放課後さいころ倶楽部」の面々は楽しいボードゲームを共にプレイしあうのだという期待が高まるいいラストシーン!
このアニメを通して様々なボードゲームの面白さを知り、興味を持つことができた。さいころ倶楽部のようなボードゲームカフェもたくさんあるようなので、いずれ訪れてみたいものだ。
(文=三澤凛)
アニメ『放課後さいころ倶楽部』離れ離れになってもずっと友だち!? ゲームで培った絆はこれからも変わらないのページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、放課後さいころ倶楽部の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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