革命的進化を遂げた、丸くて三角で白くて茶色いニッポンの味

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＜世の中には、思わず「ナニこれ!?!?」と叫びそうになる変な料理がある。そんな珍級グルメを求めて食べ歩く実食アドベンチャ!?!?　その122杯目は？？？＞

■ニッポン？　いや、世界で一番ビールが合うおにぎりの店

　今年も昨日で仕事納め。今日から年末年始のお休みという方も少なくないだろう。今年はどんな変なおいしいもの食べた？

　最近は、ラーメン屋はもちろん、おにぎり屋もミシュランガイドに登録されるほどお手軽グルメの店が増えている。が、もちろん、ミシュランガイドに載らなくても〝うまいっ??〟と唸る店は数知れず。ここもそんな知る人ぞ知るマニア店のひとつだ。

　浅草にも近い言問通り沿いにある小さな店。そこで思わず唸ったのは、これをひとくち食べた時だった。

「ウ～ン？　なんじゃこりゃ。めちゃうまい！」

　白いおにぎり型の皿に乗ったのは、揚げ過ぎたチキンカツでもフライドチキンでもない。焼きおにぎりだ。

　焦げたように見えるのは、牡蠣醤油の色。上に乗っているのはバターレモン。これをギュッとひと垂らしして食べるのが、サイッコーに美味い??

　見た目はイマイチだけど、食べると美味しいという、ギャップ萌え系おにぎりだ。広島の牡蠣出汁の醤油の風味と香ばしさが、カリッカリに焼かれたおにぎりの米粒に染み込み、「ザ・ニッポンの味」という感じ。そこに爽やかなレモン汁が香り。よだれを沸かせながらかじるこの幸福感…。

　さらに「ナンジャコリャ??」だったのがこれ！　

 
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