アニメ『歌舞伎町シャーロック』「切り裂きジャック」の正体はモリアーティ!? 謎が謎を呼ぶ第10話

『歌舞伎町シャーロック』公式HPより

オリジナルテレビアニメーションであり、架空の街新宿區歌舞伎町が舞台として描かれる期待の作品『歌舞伎町シャーロック』第10話がオンエアされた。

#10「霊媒師急募」
アイリーンの死に落ち込んだ様子のシャーロック。動揺する探偵達。そんな中ワトソンの周りでは不審な出来事が次々と起こる。次第に「切り裂きジャック」の正体がモリアーティではないかと考え、ワトソンは必死にシャーロックが危ないと訴えるが……。

 死の間際、アイリーンが何を伝えようとしていたのか思案するワトソン。パイプカットに集う探偵たちも動揺を隠せない。ハドソン夫人もかなり憔悴しているようだ。

 やはりこの事件には、モラン新宿區長のUSBが何かしらかかわっていいると考え、それぞれが改めて調査に乗り出す。だが、それをホームズが持っていることはあまり知られていない。

 ホームズはアイリーンに託されたこのUSBの謎を解き、必ずや仇をとると決意。1話から通してみていると、彼のこの落ち込み方は少し以外な気がする。

 ワトソンは街中で歌舞伎町遊撃隊の面々に廃墟に落としてきたカブキンを拾ってきてほしいと頼まれる。その廃墟はなかなかに趣きのある、言い換えればとても怖い雰囲気だがそこに一人で行けと強制的な肝試し状態に。恐る恐る中を進みカブキンを発見した際、ワトソンは誰かの「足」を見てしまう。

 悲鳴を上げて廃墟を飛び出した後も、彼は似たような恐怖体験を数度経験することとなる。夜中に枕元に現れたのは死んだはずのアイリーン。彼女は夢枕に立ちワトソンに「モリアーティが私を……」「シャーロックが危ない」と気になる言葉投げかける。

 さらにこのモリアーティへの疑惑を確信へと変える出来事が起こる。それは別日に歌舞伎町遊撃隊の面々に出会った際に、ヨシオが旅行へと出かけていたと証言したことだ。以前モリアーティは「ヨシオがトラブった」と言っていたのだがそれが嘘だったのだ。なぜモリアーティはそんなウソをついたのか?

 ワトソンはモリアーティを問い詰めるが、その話は一蹴されてしまう。さらにホームズにまでモリアーティを疑うなんて……と家を追い出されてしまった。

 その状況を見ていた京極がワトソンに声をかける。共同捜査を持ちかけつつ、彼にホームズが持っているUSBを盗んでくるように仕向ける。

 かくして、京極にそそのかされたワトソンはホームズが寝ている隙をついてUSBを盗み出した。だが、そのUSBを目にした京極は、目の色が変わりまるで別人のようにワトソンから奪い取ろうとする。

 そこに現れたのはホームズとモリアーティ! 一体、どこからどこまでが仕組まれたことなのか? モリアーティはいったい? そしてアイリーンの死の真相は? 次回で切り裂きジャック事件については完結するのだろうか?
(文=三澤凛)

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