アニメ『真・中華一番!』腹筋崩壊の連続!我々は一体何を見せられているのだ?もはやギャグアニメと化した第10話

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『真・中華一番!』公式HPより

 90年代に一世を風靡した料理漫画『真・中華一番!』の再アニメ化! 待望の第10話がオンエアされた。

第10話 超点心大激突!

 “黄浦江楼麟艦 宴席料理決戦”がはじまる。第一試合は“特級面点師・鋼棍のシェル”Vs“面点キング・ラコン”の「世紀の饅頭対決」!饅頭の“王道”を極めたラコンが作った中国点心史上最高の傑作に対し、シェルは大胆な発想の料理を突き通そうとする。果たしてその勝負の結果は?

 タイトルの「超点心大激突」というタイトルが笑いを取りに来ているが、本編も笑いどころがたくさん用意されていた。さすがギャグアニメ……。

 まず二つの生地を同時にこねるシェルさんから。対戦相手は老いぼれ爺さんということで自分のありあまる力を見せつける。

 だが相手の爺さんはそんな挑発に乗らず、回転の力で生地をこねる「白羅蛇転練」という技で滑らかにこねる。
 
 点心の勝負は皮をこねる段階で決まるとのこと。この二人の大局的なこね方はいったいどちらが上なのか……。

 かくして出来上がった点心、爺さんは宝船にのった4種の饅頭。それは四神に見立てそれぞれに極上の八大海鮮が入っている。生地よって皮も違いそれぞれの食材に味に最適なものが使われている。題して「四神海鮮八方饅」が完成した。

 この点心には審査員一同とろけるような恍惚感を味わい、あまりみたくない恍惚顔を存分に見せつける。

 そんな大絶賛の点心のあとにシェルが繰り出した点心は、なんと笑う饅頭!「黄金開口笑」。

 カラカラと笑い出す饅頭に驚き手を放してしまう審査員たち。しかもこの饅頭は揚げてある! 揚げ饅頭は肉汁を吸ってしまい饅頭本来の持ち味を失ってしまうという。ゆえに絶対に避けねばならない調理法なのになぜ??
 
 しかし、この揚げ饅頭黄金開口笑を一口食べてみると濃厚な肉汁が審査員を襲う。これは一体!?

 その秘密は笑いだす切り口と、中にはいった春雨にあった。厚切り肉の肉汁がぎゅっと詰まったこの饅頭は、その旨味そのままにシェルの工夫によって揚げてもその美味しさを逃がさなかったのだ。

 うまさと遊び心そのどちらもを兼ね備えたシェルの点心、贅沢な味を存分に味わえる爺さんの饅頭。果たしてこの勝負の結果はいかに!?

 審査員たちは既に心を決めて審判を言い放つ。その結果はなんと、「引き分け」。どちらも美味しすぎてどちらかを負けにするなどできないというのだ。この結果を聞いて二人はお互いの饅頭を食べ、自分よりも相手が上だと認め合う。

 戦いの果てに生まれる友情。この戦いを気に爺さんはもっともっと世界を見てみたくなったと言い、裏料理界を辞めることを決意。シェルに勝利を譲り10年後に再戦の約束を叩きつけ、その場を去ってしまう。

 かくしてマオたちが一勝となり、残る勝負は2本。次の勝負はレオンとなったがこれ流れてきに負けが確定しているやつでは…‥?!

 戦う相手もなぜか七星刀を持っており、いったいどんな勝負になるのだろうか。でも負けるんだろうな……。
(文=三澤凛)

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