いよいよTwitterがアダルトコンテンツの規制を強化する動き本格化することが噂され、多くのユーザーを戦々恐々とさせている。
もはやSNSが自由な空間ではないことは誰もが知っていることだ。たとえばFacebookでは、自動処理で投稿の表現に規制をかけている。とりわけアダルトコンテンツに対しての規制は厳しいようで、芸術作品であっても乳首のある画像を貼ると途端にアカウントが凍結される場合もある。Instagramでも同様に「エロ」への規制は次第に厳しくなっている。
これに対して、比較的緩やかだったのがTwitterである。過去数年にわたってアダルトコンテンツが原因でアカウントが凍結される騒ぎもあったが、それはあくまで「運が悪かった」現象。多くのマンガ家やイラストレーターが成人向けな画像をアップしたり、コスプレイヤーがセクシーショットをアップするのは日常。Twitterを通じて「世界のこんなところにも、こんなエロい人が……」という出会いは多いものだ。
ところが2019年11月にTwitterはポリシーを変更。「ライブ放送、プロフィール画像、またはヘッダー画像として、過度にグロテスク、暴力的、または成人向けコンテンツを含む画像/動画を投稿することはできません。強姦及び性的暴行を含む画像/動画も許可されていません」という記載を加えたのである。
この規制は、今後強化され、さらにアダルトコンテンツへの取り締まりが苛烈になるのではないかと噂されている。
これまで凍結騒動が起こるたびにTwitterに代わるサービスへと移行する動きというものはあった。しかし、完全にTwitterに取って代わるサービスというものは誕生しておらず、自作の宣伝の場として凍結を恐れながらもTwitterを使わざるを得ない状況が続いてきた。
Twitterが「エロ」を禁止することで、世界レベルでエロいクリエイティブな才能が失われていくのか。それは人類にとっての損失である。
(文=大居 候)
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