高嶋ちさ子のDSバキバキ事件を思い出す……息子のNintendo Switchを報復として破壊した父親のブログが大炎上

高嶋ちさ子のDSバキバキ事件を思い出す……息子のNintendo Switchを報復として破壊した父親のブログが大炎上の画像1
任天堂公式サイトより

 小学生の息子に騙された報復として、Nintendo Switchを3台破壊した――。ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子のDSバキバキ事件(参照記事)を彷彿とさせるブログ記事が炎上している。

 問題となっているのは、「任天堂スイッチを3台、壊しました。 ※証拠写真あり」と題された、2018年12月7日公開のブログ記事。ブログ主は小学生である2人の息子を持つ父親で、記事では息子たちがルールを破ってゲームをしていたため、Nintendo Switchを破壊したと報告している。「壊してやりました」という言葉の下には、証拠写真としてバキバキに破壊されたのNintendo Switchの写真が投稿されていた。

 父親が綴った経緯によれば、その家庭では平日のゲームを禁止しており、ゲーム機器はすべて金庫に保管していたという。だが、息子の寝起きが悪くなったことを不審に思い、問いただしたところ、隠し持っていたゲーム機で夜遅くまでゲームをしていたことが発覚。しかも、友人から借りたゲーム機をダミーとして金庫に預け、自分のゲーム機でプレイしていたという。

 1年前の記事になるが、Twitterで「ヤバい親がいた」と取り上げられたことで炎上。16日、父親は当該記事を削除し、「確かにやりすぎたと、一年前の事ですが後悔しております」と謝罪した。

 巧妙に親を騙し、暴言を吐いてごまかす息子に「教育上よくないと判断」してゲーム機破壊に至ったようだが、これに「虐待にほかならない」「毒親すぎる」という批判が集中。また、友人のゲーム機もまとめて破壊していたことについては「友達のを壊される方が、効果があると思い、遠慮なく破壊しました」と説明し、相手の親に謝罪した上で新品を渡したと釈明していたが、「器物損壊罪になり得る」「人様のモノを破壊するのはおかしい」と非難が相次いている。

 そもそもNintendo Switchには、子供のプレイ時間などをスマホでみまもることができる「Nintendo みまもり Switch」というアプリが用意されている。アプリにはソフトを中断させる機能も備えているのに、なぜ導入に至らなかったのだろうか。また、Nintendo Switchのセーブデータは本体に保存される。有料のNintendo Switch Onlineに加入していれば、「セーブデータお預かり」サービスを利用することはできるが、息子たちの分はもちろん、友人のゲーム機は「買い直せば済む話」だったのだろうか。さまざまな疑問が残る騒動だ。

【注:17日、父親は謝罪記事に追記をし、見守り機能は子供がパスワードを解除するため、あまり機能しないと言及している】

 なお、ゲーム機を破壊した当時の父親はそのことをFacebookでも報告しており、これに「ご立派です!」という賛辞や「わたしもやったことがあります」といった同意のコメントが寄せられていた。どこかのご両親にとっては「たかがゲーム」なのかもしれないが、ゲームに熱中している子供はそうではないだろう。かつて、ゲームに熱中していた子供だった自分はそう感じる。

 もちろん、親子間でルールを設定して守らせることは大事だが、一時の感情で“大事なもの”を破壊するのは、どうか避けてほしい。子育てを経験していない筆者が言えることではないかもしれないが。

高嶋ちさ子のDSバキバキ事件を思い出す……息子のNintendo Switchを報復として破壊した父親のブログが大炎上のページです。おたぽるは、騒動・話題ゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!