アニメ『Dr.STONE』石神村は正真正銘の「科学王国」へ！　そして舞台は第二期へ続く

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週刊少年ジャンプにて大好評連載中の漫画『Dr.STONE』、待望のアニメ化！　第24話がオンエアされた。

第24話 　声は無限の彼方へ
石神村が一丸となって進めてきたケータイ作りも、遂にゴール！現代戦最強の武器・ケータイを手に入れた！クロムたちが実際に声が届くかテストする中、ルリから発せられた〝スピーカー〟という単語に違和感を持った千空。村に伝わる百物語をヒントに、百夜たちからの贈り物を発見する！そして、千空たち科学王国は、司帝国との最後の決戦へと動き出す……!!

　とうとう完成した現代技術の塊・スマホ。しかしできたのは一台だけ。さらに一台必要だと伝えると村人たちの士気が下がるため、あえて言わなかったようだ。

　だが、コードを伸ばせばこれはこれで電話として使えるはず、と実験を開始。ストーンワールドでは電話という概念すらなく声が遠くの場所まで届くなんで考えつきもしない。そのため、クロムがルリに向けて行う通話は注目の的となる。

　金狼にそそのかされて、ルリに伝えることがあるならば今だろうと言われたクロム。よもや公衆の面前で告白か!?　と思いきや「科学やべーだろ！」と科学バカっぷりを発揮。みんなの期待を裏切ることになった。

　だが、この電話が予想外の出来事を巻き起こす。声が届く電話を見て、石神村の面々は「まるでスピーカーのようだ」と話しだした。

　このストーンワールドにはもちろんスピーカーは存在しないが、百物語には登場する。しかもその物語の番号は14番。千空の誕生日にちなんだ番号だ。このことから物語には何かメッセージが隠されていると考える。

　物語の内容は「墓石を針で刺すと死者の声を再生する」というもの。そのため千空は白夜の墓石を調べると、それがコンクリを固めたタイムカプセルであることが発覚。中にはガラスの円盤、どうやらレコードだということも判明した。

　あっさりとレコードプレイヤーを作り上げた千空。早速再生するとそこには彼に当てたメッセージとともに、白夜たちと共に宇宙にとんだリリアンの歌声が収録されていた。歌という文化も発展していないストーンワールドの面々は聞いたこともない歌声に大興奮。

　この音楽を聴いたことによって石神村の面々は科学を復活させたいという意欲もわき始めた。ここをきっかけに石神村は正真正銘の「科学王国」へと成長を遂げていくのだろう。

『Dr.STONE』は今週で最終回。だが本編終了後にでかでかと「2期決定!!」の文字が踊った。これからどんな展開が待っているのか。2期の放送日が待ち遠しい。
（文＝三澤凛）