俳優・筒井巧の「戸隠流忍法」継承に、「これは伝説になる……！」と特撮ファンが大フィーバー

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　ヒーロードラマ『世界忍者戦ジライヤ』（テレビ朝日系）への出演で知られる俳優・筒井巧。なんと“戸隠流忍法”の後継者に指名され、往年の特撮ファンを驚かせているようだ。

『世界忍者戦ジライヤ』は、メタルヒーローシリーズ第7弾として、1988年1月から1年にわたって放送された「忍者」がモチーフの異色作。世紀の秘宝“パコ”を守るため戸隠流忍者がジライヤスーツを装着して悪の忍者・妖魔一族や世界に存在する“世界忍者”と戦うという物語で、ファミリードラマとしての世界観も特徴の1つとなっている。

　代々パコを守り続けてきた戸隠流忍者の宗家・山地哲山は、養子として迎え入れた闘破にジライヤスーツを与えてパコを守るよう命じる。ジライヤスーツを装着することで闘破が名乗ったのは、「戸隠流正統・磁雷矢（ジライヤ）」――。そんな主人公を演じたのが筒井だった。

　筒井は2015年放送のスーパー戦隊シリーズ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』（テレビ朝日系）にも、山地闘破役としてゲスト出演。番組公式サイトでは「『世界忍者戦』で大活躍したレジェンド忍者」と紹介されており、筒井もブログで「27年前にジライヤを見ていた方には、ジライヤの当時の懐かしいシーンも再現されていて楽しめます。ジライヤを見た事の無い方は是非、一度見た上で、ニンニンジャーを見ていただきますとより一層楽しめる事間違いなしです」とアピールしていた。

　12月5日更新のブログでは、「この度、戸隠流忍法三十五代宗家を仰せつかりました」と報告。続けて「私にはまだまだ力不足ではございますが、皆様ご協力、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します」と綴っている。ちなみに、戸隠流忍者の里として知られる長野県・戸隠にある「忍者の里 チビッ子忍者村」公式サイトで戸隠流忍術についての解説を見ると、開祖は木曾義仲の家臣だった“戸隠大助”こと仁科大助という人物。忍術といえば伊賀流・甲賀流が有名であるものの、古武道としての技が伝承されているのは戸隠流だけだという。

　筒井の報告に特撮ファンは驚きを隠せない様子で、ネット上には「マジかよ…… リアルで戸隠流忍法継承しちゃったよこの人……」「ついに筒井さんが本物のジライヤとなる日がやってきたのか。これは伝説になるね」「特撮史上初めて自分の役柄をリアルでやってのけた主人公になるんじゃない？」といった声が続出。また、「本格的に世界忍者戦が開幕する予感」「世界忍者がウォーミングアップを始めました」と興奮する声も寄せられていた。

　戸隠流忍法宗家として、筒井はどのような活躍を見せてくれるのか。改めて特撮ファンの注目を集めそうだ。