アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』家族とともに生きるか、貴族に飼い殺しにされるか……マインの決断は第11話

『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー
『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』
第11 話が開幕する。

第十一章 究極の選択と家族会議

気がつくと、マインはフリーダの家にいた。フリーダの持っていた壊れかけの魔術具のおかげで、マインは命を取りとめたのだ。だがフリーダは、これで身食いを治せたわけではないと言う。この先、魔術具を持つ貴族と契約して貴族に飼い殺されて生きるか、このまま家族の元で朽ち果てるか、二つに一つを選ばなければならない。マインに残された時間は、あと一年。しかし、マインは家族に本当のことをなかなか話せずにいた。

 ベンノ達の前で倒れてしまったマイン。朦朧とした意識の中で玉のようなものが熱を吸い取っていのを感じ目を覚ました。

 それはフリーダの家にあった壊れかけの魔術具の力だった。だがこれで身食いが完全に治ったわけではなく、1年分の熱を魔術具が吸ってくれただけに過ぎないと告げられる。

 魔術具は貴族のもの。もし平民がそれを継続的に使用するのするならば、貴族と契約して彼らに飼い殺される道を選ばねばならない。フリーダはそのようにして生きる道を選び、成人を迎えたら貴族の愛妾となることが決まっているという。

「貴族に買い殺されるか、家族の元で死ぬか」という二択を迫られてもマインは即答することは出来なかった。

 マインが目を覚ましたことを知り迎えに来た家族たちはマインが治ったと勘違いし大喜び。共に家に帰るがその喜ぶ顔を見れば見るほど迷いが生じる。

 この世界でマインとなり、共に過ごしていくうちに彼女はこの家族を本当の家族のように感じていた。両親もトゥーリも本当にいい人で、愛情深い。だからこそ、彼らはマインと同じように迷い、悩み、一緒にその苦しみを分け合ったのだった。

 家族の愛を改めて知ったマインは、共に過ごすことを選択。残り1年で身食いとの闘いにどうケリをつけるのか。
(文=三澤凛)

アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』家族とともに生きるか、貴族に飼い殺しにされるか……マインの決断は第11話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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