ティアスタジオ運営会社、やはり破産へ アニメーターら約50名に約800万円のギャラ未払いも明らかに

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ティアスタジオ公式サイトより

 アニメーターへのギャラ未払いで注目を集めていたアニメ制作スタジオ・ティアスタジオを運営する株式会社ネクストバッターズサークルが自己破産申請の準備に入ったことが明らかとなった。

 12月9日ごろから、Twitter上でアニメーターらが未払いを訴えたことで注目を集めたティアスタジオ。同スタジオは公開中の劇場アニメ『フラグタイム』を手掛けたばかりだったが、『フラグタイム』側も同社と連絡が取れないと報告していた。当編集部でも同社の資本金がわずか50万円であったことや、2013年の会社設立から2度の赤字を計上していたことなどをすでに報じている。

ティアスタジオが給与未払いでトンズラ? 劇場アニメ『フラグタイム』を制作したばかりだが……
夜逃げ疑惑のティアスタジオ、『フラグタイム』側も連絡取れず…… 社長宅を訪ねてみたものの、行方知れず
ティアスタジオの「計画的トンズラ説」が濃厚に? 実は「資本金50万円」の会社だった……

 東京商工リサーチによれば、負債額は約4300万円(帝国データバンクの発表では約3500万円)。アニメーターらへの未払い分は、約50名に対して約800万円にのぼるという。

 ティアスタジオはTVアニメ『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』(アスリードと共同制作)、劇場版『王室教師ハイネ』、TVアニメ『なんでここに先生が!?』などの制作を担当しており、帝国データバンクによれば、2019年2月期は年収入高約3億5000万円を計上していたという。

 しかし、人件費が高騰したことを受けて、採算割れの受注が発生。『フラグタイム』は11月22日に公開されたものの、11月末には従業員を解雇するなど、実質事業が停止している状態だったと発表している。

 やはりか……という展開となったが、Twitterでは今年4月から6月にかけて放送されていた『なんでここに先生が!?』の制作中から未払いがはじまっていたと報告するアニメーターも発見されている。やはり、“計画的トンズラ”だったのか?

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