『クレヨンしんちゃん』しんのすけがキックバイクレースに挑戦！　初心者にもかかわらず、おならで“無双”してしまう

• ツイート
• 

　アニメ『クレヨンしんちゃん』（テレビ朝日系）が12月14日に放送された。この日放送された「キックなバイクだゾ」では、しんのすけがキックバックで“無双”していた……。

　このストーリーは、ある日、みさえとひまわりとともに公園に遊びに来たしんのすけが、ペダルのないキックバイクに出会うというもの。無料体験会に参加していると、レースで3年連続チャンピオンの馬場育夫に出会う。出会って早々、「なんだ、なんだ。その乗り方は。それでレースに出ようっていうのか!?」と煽ってきた育夫だが、しんのすけが初心者と知ると、コーチを引き受けてくれることに。

　最初はヨタヨタとしていたしんのすけだが、なにかを見つけると、猛スピードでダッシュ。見てみると、そこには例のごとく綺麗なお姉さんで、しんのすけがもちろんナンパを仕掛け、みさえに叱られてしまう。すると、後ろから育夫がやってきて、「オレのママをナンパするな！」と激怒。しんのすけは思わず「オラ、生まれて来る人を間違えた」と呟くのだった。

　その後、育夫ママに褒められたいというよこしまな気持ちのもと、育夫の指導を受け、とうとうレースに参加することになったしんのすけ。育夫は「ハンデをつけてやらないと」と誰よりも遅くスタートし、即みんなを抜いて行ったが、コーナーもうまく曲がった育夫に対し、しんのすけは後ろにぴったり。途中、よろける場面もあったものの、おしりで体重移動させ、すいすい曲がっていく。そんなしんのすけを見た育夫は「あの曲がり方は、幻の多角形コーナリング……！」と、育夫いわくスピードを生かしつつ鋭く曲がっていく高等テクニックで、育夫は心中焦りながらも「なんて走り……！　いや、お尻なんだ」と悔しがりながらも褒めてしまう。

　最終的に、最後のヘアピンコーナーでしんのすけが内側に入ったものの、スピードを出しすぎて滑ったことで2位に――と思いきや、最後はおならでブーストを掛け、育夫を抜き去り、1位に。育夫も「だったら俺も！」とおならをするも、出たのはほんの少し。結局、チャンピオンの座はしんのすけに渡ることになってしまった。

「エッヘン！　オラのおけつパワーはどんなもんだい！」と胸を張るしんのすけに対し、育夫は「おならパワーだろ……」とつぶやいていたが、育夫は「ううう……！　中身が出ちゃう！」と顔を真っ赤にし、トイレに。しんのすけは「勝負には運がつきものですからなあ～」と見事なオチをつけていた。

　この日の放送に視聴者からは、「おならブーストに爆笑してしまった……！」「頭文字D見てるみたいな気分（笑）」「幻の多角形コーナリングとかすごすぎるでしょ」という声が集まっていた。

（福田マリ／ライター）