『新サクラ大戦』に「新規も楽しめる」「なろう系によくあるご都合主義」と賛否 「サクラ大戦が如く」の声も……

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『新サクラ大戦』公式サイトより

 12日、ついに発売となったPlayStation 4用『新サクラ大戦』(セガゲームス)。ネット上では、プレイヤーたちから賛否両論を呼んでいるようだ。

 1996年にセガサターン用ソフトとして誕生した『サクラ大戦』シリーズ。以来、さまざまな機種向けにナンバリング作品や関連作品が発売され、ゲームだけにとどまらず、アニメ、舞台、漫画、小説、ドラマCDなどさまざまなメディアミックスを展開してきた。

 今作は、シリーズのナンバリングタイトル第6作目で、2005年に発売された『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』 から14年ぶりとなる最新作。『~さらば愛しき人よ~』から12年後となる帝都・東京を舞台に、新生「帝国華撃団・花組」の活躍を描く、ドラマチックアクションアドベンチャーとなっている。

 プレイヤーはこれまで同様、帝国華撃団の隊長となって、アドベンチャーパートとバトルパートの2つのパートをプレイし、ストーリーを進めていく形式となっている。今作では初のフル3Dグラフィックスが用いられているため、アドベンチャーパートは、キャラクターたちの表情や動きが細かくなったことで、より没入感を味わうことができ、バトルパートでは、シミュレーション形式から初のアクションバトル形式に変更されているため、爽快感をあふれるバトルが可能となった。

 ネット上には、早速プレイした人たちから感想が寄せられており、「新規ファンも十分楽しめる」との声もあるが、「完成度の高いゲームばかりやってる人には不満が多いと思う」「旧作とリンクしまくるなら新じゃなくてナンバリングにした方がよかったのかもしれない」「良くも悪くも古参向けだなこれ」と賛否両論を呼んでいるようだ。

 発売当日、公式側は公式サイトにて、“より多くのお客様にゲームを楽しんでいただくため”プレイ配信の禁止区間を発表。「配信禁止区間に関しては動画・静止画でのシェアおよび内容のネタバレを控えて頂けますようお願いいたします」と呼びかけており、アイキャッチ、ADVパート(イベント含む)、BTLパート(イベント含む)、バトルシミュレーター、活動記録は5話以降、スタッフロールは全てがネタバレ禁止の対象となっている。

 そのため、内容について詳しい言及は避けるが、不満の声が多く上がっているのが、イシイジロウ氏によるストーリー構成と、“フルボイス”ではないことだ。「ストーリーが破綻してて草」「なろう系によくあるご都合主義」「ツッコミどころ多すぎておいおい、てなる」「キャラは身振り手振り動きまくって表情も変化するから声が聞こえてこない事に違和感」「同じセガでも、サクラ大戦より価格の安いオッサンばっかりのゲーム(龍が如く6)はフルボイスなのに」と不評を買っているようす。中には、「チョイチョイ『龍が如く』のモーション使いまわしてるな」「『龍が如く』の流用でオーバーリアクションなのに突然ボイスがなくなったりするの笑う」「サクラ大戦が如く」と揶揄する声も……。

 とはいえ、「キャラとか演出はすこぶる良い」「意外と悪くない」との声もあり、なんだかんだゲームを楽しんでるようす。セガゲームスは13日、シリーズの国内累計出荷本数が400万本を突破したとも発表している。

 誕生から20年が経ってもなお、根強いファンがついている作品だけに、プレイヤーたちが熱望するフルボイスの追加も期待したいところだが……。

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