イチローが草野球デビュー！　本気すぎるプレーが話題　アマチュア指導にも意欲的？

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　今年3月に現役引退を発表したイチローが、神戸で草野球デビュー。手加減なしで圧勝し、「どこへ行っても本気すぎる……！」と話題になっている。

　イチローは現役引退後、友人たちと草野球チーム「KOBE CHIBEN」を結成。12月1日に、ほっともっとフィールド神戸で初戦に挑んだ。対戦相手となったのは、智弁学園和歌山高校の教職員で結成されたチーム。イチローは背番号1番を背負い、9番投手で出場している。

　この対戦が実現したのは、智弁学園和歌山高校の試合を観戦したイチローが感銘を受けたことがことがきっかけ。その後イチローは同校と何度か交流を重ねており、草野球チーム結成を機に試合を申し込んだという。

　投球は現役時代と変わらない剛速球で、先頭打者から空振り三振を奪取。9回で合計131球を投げ、6安打16奪三振という好成績を収めた。本気のプレーはバットを持っても変わらず、3安打で得点に貢献。「KOBE CHIBEN」が14点、教職員チームが0点という圧倒的な点差で勝利を収める。　

　試合後にプレーを振り返りながら、「めちゃくちゃ楽しかった」と語るイチロー。野球ファンからは「例え三振を奪われても一生自慢になる経験」「素人相手でも手を抜かないところに野球への敬意を感じる」「イチローは生涯イチローでいて欲しい」と称賛の声が相次いでいる。

　そんなイチローは13日、「学生野球資格回復研修」に参加していたことも話題に。この資格は元プロ野球関係者が学生を指導する際に必要なもので、資格を有すれば申請後に高校生、大学生への指導ができるようになる。イチローがアマチュア界に参入したら、また大きな話題になりそうだ。