2014年に公開され、“ドラ泣き”すると日本中を席巻した映画『STAND BY ME ドラえもん』の続編『STAND BY ME ドラえもん2』が来年8月7日に公開されることが明らかとなった。
藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品である『STAND BY ME ドラえもん』は、『ALWAYS 三丁目の夕日』などのヒット作で知られる山崎貴監督(脚本も担当)と八木竜一監督による、『ドラえもん』初の3DCGアニメーション。大人も泣ける感動作として話題になり、最終興行収入は83.8億円という大ヒット作となった。
『STAND BY ME ドラえもん』は、『のび太の結婚前夜』や『帰ってきたドラえもん』をはじめとする7本のストーリーを再構築した作品だったが、『STAND BY ME ドラえもん2』は名作『おばあちゃんの思い出』をベースにオリジナル要素を加えた作品になるという。前作に引き続き監督・脚本を担当する山崎貴は『おばあちゃんの~』について、「前回入れ込みたくて、どうしても難しかった話の一つ」と語り、「この話を軸になんとか物語を膨らませることは出来ないか……。 そこからこのプロジェクトはスタートしました」とコメントしている。
日本中に感動の渦を巻き起こした『STAND BY ME ドラえもん』が、スクリーンに帰ってくる!!『STAND BY ME ドラえもん 2』2020年8月7日(金)公開!!https://t.co/dRqVvzh1aS pic.twitter.com/5vVSXybuLQ
— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) 2019年12月12日
『STAND BY ME ドラえもん2』の監督は、前作に引き続き山崎貴×八木竜一コンビ。このふたりは『泣いた赤鬼』が原作の3DCGアニメ『friends もののけ島のナキ』でも知られるコンビだが、今年夏に公開された3DCGアニメ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』でも花房真監督を加えた形でタッグを組んでいた。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』については、主に原作ファンからの酷評が凄まじく、ネットが炎上するほど。特に、山崎監督はヒットメーカーとも称される一方で、原作改変を平気で行うタイプの監督とも知られ、原作ファンからひんしゅくを買うこともしばしば。
『STAND BY ME ドラえもん』でも、のび太の孫の孫であるセワシがドラえもんにセットした独自設定「成し遂げプログラム」を巡って物議が醸されたことも。同プログラムは、セワシの意向に反するとドラえもんに電流が流れるというもので、虐待や体罰に見えると批判の声が上がった。
山崎監督は今年だけでも『アルキメデスの大戦』『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』『ルパン三世 THE FIRST』といった3本の映画に携わっており、来年には東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の演出も担当することが決まっている。『STAND BY ME ドラえもん2』は、山崎監督のコメントによれば「製作はまだ半ば」のよう。八木監督もいるとはいえ、山崎監督がどれだけ本作に注力できるのだろうか……。
原作の『おばあちゃんの思い出』は誰もが認める名作。またもやオリジナル要素を入れるようだが、ドラ泣きできる映画に仕上がるのか、期待と不安が入り混じる。
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