ドラマ『孤独のグルメSeason8』ブリ照り定食&クリコロ! さらに「月見とろろ」と「お刺身」をご飯に乗せて“海鮮月見とろろ丼”まで?

 重松豊の飯テログルメドキュメンタリーがシーズン8として帰ってきた! 

 今回の舞台は豪徳寺。五郎は今日も無茶をいうクライアントに苦戦。そんな困ったちゃんを相手にした後はやはりお腹がすいてしまうもの。いつもの如くお店探しがスタートする。

 探しているときに限って、ここはいいな、と思った定食屋がやっていない。しかしそこで立ちすくんでいたところに、開店準備を始めた店員さんが! まだオープンしていないだけだったようで、無事お店に入れることに。

 厨房をぐるりと囲むようにカウンターがあり、一風変わった店内にはメニューが点在。魚系から和食・洋食どっちもある目移りしてしまう。お刺身がオススメらしいが、五郎が頼んだのは「ぶりの照焼き定食」「月見とろろ」「クリームコロッケ」。この時点でもボリューム満点だ。

 ブリの照り焼きを大根おろしと一緒に食べるあの一口が最高に美味そう! これはご飯が進むやつ! 昆布の佃煮や日替わりの煮物などもきちんとした味をしているようで、これだけでも主役を張れるようだ。

 そしてここでクリームコロッケ。サックサクの衣にトロットロで熱々のクリームがとろけ出してくる。そしてこのコロッケについていたのが、自家製タルタル。コロッケにタルタルは珍しいが、常連さんからのリクエストによりつけるようになったという。

 そして、ここでごはんを食べきってしまったのでごはんおかわりして、お刺身も追加。さらに気になっていたからと梅干も一緒に注文。この梅干しも店長が自分でつけたという自家製。昔ながらの酸っぱさがたまらないこの梅干し。見ているだけでも唾液が口の中いっぱいになってしまう。

 さてごはんのおかわりがきたことで、投入のタイミングを計っていたとろろに手を付ける。しかしこのままかけるのではなく、追加した刺身をごはんに敷いて海鮮月見とろろ丼を完成させた。

 これがまずいわけない。さらさらとお腹の中に流しこみ、大満足の夕飯を終えることができた。お気に入りの定食屋さんができた五郎は、次に来た時に食べたいメニューに思いをはせて店を後にするのだった。
(文=三澤凛)

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