アニメ『アフリカのサラリーマン』ミツオシエが闇金へ行くと上司暗殺を勧められた!?第9話

TVアニメ「アフリカのサラリーマン」公式サイト

 サバンナも食物連鎖もカンケーない! アニマルサラリーマンたちのかわいく、シュールで世知辛い、資本主義会社員デイズ 第9話。

第9話「アフリカの闇金くん」

上司ラーテルの弔いパーティをウキウキで準備していたミツオシエ。しかし、実は天に召されていなかったラーテルに壁のクリーニング代を請求されてしまう。ヌーヌー金融を訪ねて、とりあえず三億円、というとりあえずの金額じゃない融資を望むミツオシエだが、合わせて上司の愚痴をこぼすとヌーヌー金融社長のヌージマから「やっちゃえよ」と悪魔のささやきが……。

 今まではショートストーリーが詰め込まれていたスタイルだったが今回は1普通のアニメのようにAパート Bパートでの分け方となっていた。

 数話前から出演している人の不幸は蜜の味体質のミツオシエ。彼が金を借りに行くストーリーは闇が深すぎた。

 ラーテル上司が死んだと思い込み、会社でパーティを開こうとしていたミツオシエ。だが上司は存命。さらに張り切りって飾り付けしていたため、上司に壁のクリーニング代金を給与から天引きされてしまう。お金がなくなってしまった彼は、道端で見かけたスロットで一攫千金を狙うもあっという間に20万円を溶かしてしまう。

 生活費すらなくなってしまった彼は、町のサラ金に吸い込まれるように入っていく。どこまでも鉄の心臓というかぶれない心をもっておるミツオシエ。「3億円ください」と言い続けている間になぜ自分が大金が必要になったかを、こわもてのヌージマに相談する。

 するとヌージマは「殺っちゃえよ」という物騒な一言。生命保険をかけて殺せば、望む3億が手に入るのでは? そのための必要経費はヌージマが出してくれるという声に押されて、ミツオシエは上司ラーテルの殺害を本気で計画することに。

 数日後には爆弾にてラーテルを殺す手はずが整ってしまった。だが、なぜかオフィスにハチの巣があったことで計画は大失敗。ミツオシエは保険金を得ることはできませんでしたとさ。

 後半は婚活の話。人事のカラカルが婚活パーティーに参加してみたいとライオンを誘うところから始まる。しかしライオンは既婚者。それでもかまわないというカラカルの熱意に押されて、さらにラーテルも一緒に参加することになったが、このメンツで何も起こらないわけがない。

 この婚活パーティでは、女性の周りをぐるぐると男性が回ればいいらしい。だが回転が早すぎて輪に入ることもできず、婚活にならない。このことから、もしかして騙されているのでは!? と疑い始め、最終的には婚活っぽいことを何もせずに終わってしまう謎な展開に。

 今週はあんまりオオハシくんが出てこなかった。ラーテルさんたちも面白いけれどもやっぱり私はオオハシ推し。来週はオオハシくん多めを期待したい。
(文=三澤凛)

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