『ポケットモンスター』ゴウとヒバニーとの出会いに「泣けた」　アニポケの感動回に心打たれる大人続出

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　アニメ『ポケットモンスター』（テレビ東京系）の第4話「行くぜガラル地方！ヒバニーとの出会い！！」が12月8日に放送された。この日はとうとう、ゴウのパートナーとなるポケモン・ヒバニーの出会いが描かれた。

　最初の御三家を選ばず、「最初にゲットするポケモンはミュウ」と豪語し、ここまでポケモンなしでやって来たゴウ。今回のストーリーは、ガラル地方でポケモンが巨大化する現象があると聞いてやってきたサトシとゴウが、シュートシティで数時間の足止めを喰らってしまうというもの。その間、ふたりとピカチュウは名物のスコーンを堪能することに。しかし、目を離したすきに3匹のクスネと自分の身体に泥を塗って扮装したヒバニーにリュックを盗られてしまった。

　実はこのクスネとヒバニー、この街に居ついていろいろな人の食べ物を奪っているとのこと。サトシたちはなんとかリュックを取り返したものの、今度はクスネたちがスコーン屋さんのスコーンを強奪。店主に追い詰められたところを、ゴウが「すみません、俺のポケモンなんです！　もう悪さしないようにちゃんと言い聞かせます！　本当にごめんなさい！」とかばい、これにヒバニーがきょとん顔をする一幕があった。

　その後、嘘をすぐに見破った店主から問い詰められたゴウはヒバニーたちに、「もしかして、お前たち、今みたいに生きていくしかないってあきらめてないか？」と問いかけ、ヒバニーの泥を少しだけ落とすと、「諦めるなよ！　世界は広いんだ。行きたいって思ったらどこにでも行けるし、いろんなやつと会える。だからさ、いろいろやってみればいいじゃん！」と語り掛けていた。

　ゴウの力説にヒバニーは驚いたように目をまんまるに。その後、ゴウとサトシたちは電車の時間が迫り、慌てて去っていったが、ヒバニーはまるで取り残されたように寂しそうな様子を見せていた。

　これを見たクスネたちから、ゴウたちを追いかけるよう説得されたヒバニーだが、首を横に振り、またいつもと同じ生活を続ける――かのように見えたが、クスネたちが尻尾でヒバニーを担ぎ上げ、ゴウたちを追いかけ、もうダッシュ。

　ゴウたちが乗った電車に無理矢理放り込むと、クスネたちはヒバニーを安心させるように捨てられた空き缶を尻尾でゴミ箱に放り込むワザを見せ、尻尾でバイバイ。ヒバニーが涙を見せると、電車の扉は閉まり、クスネたちとはお別れになったのだった――。

　この日の放送に視聴者からは、「ヒバニーとクスネのお別れ、泣けた……」「ヒバニーわざわざゴウを追いかけてくるとか中々に健気で一途な奴でかわいいな」「クスネたちもまとめてゲットしてほしいくらいだ……」という声が集まっていた。

（福田マリ／ライター）